【終活の費用】遺品整理・お墓・葬儀など準備に必要な費用について解説

目次

終活でやるべきこととは?終活の内容について

 

終活でやるべきこと1・介護や医療についての希望をまとめる

介護についての要望とは?

介護は、年齢とともに、ケガや病気による通院を受ける確率が高くなります。そのため、どのような治療や介護を希望するかによっても費用が変わってきます。

自分の老後資金と、どのような維持・介護を望むかを見極め、無理のない範囲で選ぶことが必要です。そのためには、家族と介護について話し合いましょう。

例えば在宅介護なら「特別養護老人ホーム」「介護付き有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」などを決めておくことが大切です。

これらの施設の中から、自分や家族の条件を満たす「最も適した施設」を探します。

また、医療費や介護費が高額になった場合、医療や介護のサービスを受け続けることは困難です。

高額療養費制度などの公的な制度を理解し、一人で抱え込まず、家族でどうするかも話し合いましょう。

 

延命治療についての要望とは?

延命治療とは終末期医療の一つであり、死の床にある人を人工呼吸器につないで命をつなぎ、心肺蘇生薬を投与して重要な臓器の機能を継続させることです。

このような延命治療が施されることを望まない場合、医師や家族、患者さんに苦痛や抵抗感を与えてしまうことがあります。

そのため、治療を拒否する場合は、ご自身の意思を家族に伝えたり、エンディングノートなどに記録することが重要です。

また、定期的に家族と話し合い、いざという時に全員が納得できるようにすることも重要です。

そうすることで、最期の別れを惜しむあまりに起こりうる苦痛を軽減することができます。

 

終活でやるべきこと2・葬儀やお墓の生前準備をしておく

葬儀の生前契約とは?

生前契約とは、自分が生きている間に自分の葬儀の段取りを決めておくための契約です。家族に経済的・身体的・精神的負担をかけずに計画を立てたい方に向いています。

また、ご自身で自分の葬儀を決められる安心感もあります。

ただし、デメリットもあります。

時間の経過とともに費用が変化する可能性がある
一般的な葬儀の段取りが当初予定していたものと異なる可能性がある

このような、注意点があることを頭に入れておく必要があります。

また、契約した会社のプランが変わった場合に契約を更新できるかどうかも確認しておいたほうが賢明でしょう。

近年、少子高齢化に伴い、身寄りのない方や身内に負担をかけたくない方が、このような方法で遺産を残すケースが増えています。

 

生前墓とは?

生前墓とは、自分自身や家族の生前に建てるお墓のことです。歴史は古く、初代天皇や聖徳太子などが生前にお墓を建てたと言われています。

また、生前墓は「寿陵」と呼ばれ、長寿や子孫繁栄に縁起が良いとされています。

メリットは、故人が亡くなったときに残された家族に経済的な負担をかけないので、相続税の節税にもなることです。

さらに、その相続税が非課税である、自分のお墓のデザインを決められるなどのメリットがもあります。

 

終活でやるべきこと3・財産や資産の整理をしておく

財産目録とは?

「財産資産目録」とは、保有しているすべてのプラス資産(預貯金、有価証券、不動産など)とすべてのマイナス資産(各種ローンなど)を区分・種類別にリストアップし、資産の状況を明らかにするものです。

この資産目録によって、資産と負債の状況を整理し、資産を損失から守ることができるようになります。

また、資産目録を作成することで、定期的に資産を把握し、規制などの状況の変化に応じて更新していくことができるようになるでしょう。

 

終活でやるべきこと4・身辺整理や生前整理をしておく

生前整理をしておくと家族の精神的・金銭的な負担が軽減する

生前整理は、財産の状況確認や遺言書の作成など、財産の整理や準備に役立ちます。

残された家族や親族との相続トラブルを回避でき、家族の精神的・金銭的な負担も軽減できるでしょう。
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事前に整理しておくことで、残された人が遺品整理をする手間が省け、ストレスが軽減されます。

また、自分が所持している財産を目録にすることで財産の状況を明確化でき、財産の状況がわかることで、どのくらいの財産を保有しているのか確認できるメリットもあります。

 

デジタルデータの整理もしておきましょう

デジタル終活とは、スマホやパソコンなどのデジタルデータを整理することです。

残された家族に必要な情報を引き継ぎ、不要なものを削除して整理するために重要な作業です。

デジタルデータは主に下記の内容になります。

デジタル機器
銀行預金などの金融情報
写真データ
連絡先
SNSのアカウントやブログなどの整理

これらのアイテムへのアクセス方法を確認し、その重要性を適切に伝えるとともに、不必要なデータは、家族に負担をかけないようにするために削除する作業です。

不要なものを処分することで、自分が所有する資産やデータをより明確に認識し、管理ができます。

 

エンディングノートの作成をしましょう

エンディングノートとは、​​人生の終焉を迎えるにあたり、ご本人の人生を振り返り、家族に伝えたい想いを記録するノートです。

内容は、遺言書のように希望や財産を記載することができますが、法的な効力はありません。

エンディングノートの内容や形式は自由に記載ができます。自分で作成することもできますし、デジタルツールを利用することもできるでしょう。

しかし、有効な遺産分割協議や財産移転を確認するためには、簡単な署名だけでは不十分であり、遺言書の作成も不可欠となります。

 

 

 

 

終活の費用について/項目別の内訳や費用の相場について

 

終活の費用1・エンディングノートの準備

エンディングノートに決まった形式はない/安いノートでもOK

エンディングノートの書き方は決まっていません。ノートは市販のノートで十分です。

大切なのは、何のためにエンディングノートを書くのかを明確にすることです。

例えば、以下のような活用法があります。

自分の人生を振り返り、嬉しかった思い出や辛かったことを克服した瞬間や思い出を書き留めておく
相続や葬儀に関する項目を記録しておく
今後の生活の備忘録として、銀行口座や保険情報、パソコンの暗証番号など、後で忘れてもすぐに復元できるように書き留めておく

また、終活をより深く理解するために、エンディングノートに関するコラムや解説をノートに書いておくと、用語の理解が深まり、書く時の思考の整理にも役立ちます。

 

終活の費用2・生前墓の準備

お墓の購入の平均相場

第12回全国お墓の消費者調査(2021年)によると、お墓を建てた場合の平均費用は169万円でした。

もちろん、お墓を購入した人の25%が80万円から119万円なので、この値段にはばらつきがあります。

価格差は、お墓を建てる地域、使用する石の種類や産地、墓石の形状や装飾など、さまざまな原因によるものでした。

費用の内訳は以下の3つで構成されています。

永代使用料
墓地維持費
墓石代

ほとんどの場合、通常価格よりも安く宣伝されています。

また、開眼供養や墓地スペースの貸し出しなどのサービスが必要な場合もあり、全体的な費用が高くなることを考慮する必要があります。

 

永代供養の平均相場

永代供養料は、供養の維持と供養の両方をカバーするもので、通常のお墓の手入れに関する際に必要な年会費はありません。

墓地によっては、維持費を課されることもありますが、一括で支払ったあとの費用は必要はないケースがほとんどです。

永代供養のメリットは、相続を前提としていないため、遺族や受遺者がいない場合の供養方法として利用されます。

最近では、墓石を建てる費用を負担できないご家族が利用しているなど、様々な理由で永代供養を選択する人が増えています。

 

お墓の年間管理費の平均相場

墓地を維持するためには継続的に維持費を支払わなければなりません。この費用は霊園や墓地の種類によって異なります。平均相場は下記の通りです。

聖地霊園では年間5千円から1万円
公営霊園では2千円から1万円
民間霊園では年間1万5千円

また、賑やかな地域や開けた場所にある民営墓地は一般的に費用が高い傾向でした。

一般的な寺院であれば2万円程度で済みますが、格式の高い寺院では10万円程かかる場合もあります。

格式の高いお寺では、葬儀の供養料も一般的なものより高額になる傾向もあるため事前のリサーチが必要です。

 

終活の費用3・葬儀の生前準備

一般葬のの平均相場

「第4回葬儀に関する全国実態調査(2020年)」 によると、葬儀の平均費用は約1,493,624円でした。

葬儀にかかる費用は通常、大きく4つに分けられ、 「葬儀」「飲食」「返礼品」「お布施 」になります。

この他に別途かかる使用料は下記の通りになります。

霊安室や安置所にご遺体を安置
祭壇を伝統的な白木祭壇や木祭壇にする
「初七日寮」の会食が行う

一般葬は家族、友人、知人、同僚などのつながりのある人が集まります。

そのため、参列者の人数を予測することは難しく、場合によっては予想以上の人数が集まる場合もあります。

 

家族葬の平均相場

家族葬の平均相場は、40万円から150万円程度が一般的です。

しかし、規模や参列者の人数などさまざまな要因で費用が変わる可能性があるため決まった値段はありません。

2020年に行われた国の調査によると、家族葬自体の平均価格は964,133円。

その他の費用を含めると1,191,900円にも上ります。

内訳は葬儀に関わる費用(通夜、追悼、別れの挨拶)、飲食(軽食、酒、記念品)、寺院のお布施などが含まれます。

 

一日葬の平均相場

一日葬とは、通夜を行わず、告別式と火葬を一日で済ませる葬儀です。ご遺族は葬儀にかける日数が1日ですみ、負担や費用を抑えることができます。

一日葬にかかる費用の平均は851,461円。

内訳は、祭壇の施工費用、式場使用料、参列者への香典返し、寺院への納骨の4つに分けられます。

施工費とは、棺や火葬、遺体の安置、仏壇や位牌の準備で、葬儀費用の全体の約半分以上を占め、規模に応じて斎場や火葬場の使用料が含まれます。

 

直葬の平均相場

直葬(火葬)とは通夜や告別式を行わない葬儀です。

「ちょくそう」または「じきそう」と読み、亡くなったらすぐに火葬となります。

かつては、正式な儀式を行えない人のためのものでしたが、現在では「直葬」と呼ばれるようになり、人気が高まっています。

一般的に直葬は正式な葬儀よりも安く済みます。なぜなら、葬儀のスタッフや会場といったものにお金がかからないからです。

平均相場は、葬儀社によってまちまちですが10万円から30万円程度。

注意点は、葬儀後に追加料金が発生する場合があるため、プランの内容を事前に葬儀場へ問い合わせをしましょう。

 

火葬式の平均相場

直葬は火葬式とも呼ばれ、参列や出発の集いを行わず、火葬のみを行う簡潔で経済的な葬儀の形です。平均相場は10万円から30万になります。

出棺の儀、旅立ちの儀、そして故人を偲ぶ最低限の儀式を最小限に行うため、参列者は1~5名程度。

近しい人たちだけでお別れをする厳粛な場です。

火葬式の流れは以下の通りになります。

火葬のために棺を運ぶまで、家族が葬儀ホールで会いにいく
火葬場で近親者の立ち会いのもと火葬を行う
最後に、遺族が立ち会うことなく、葬儀場から遺骨を引き取る

このように、一般的に行われる葬儀のサービスを除けば最も費用対効果の高い供養の形と言えます。

 

終活の費用4・財産や資産整理

公正遺言書の手数料について

公証人役場で遺言を作成する場合、手数料が必要です。

手数料の金額は、遺言の内容によって異なりますが、通常、2万円から5万円程度になります。

公正証書遺言の作成費用の内訳は下記の通りになります。

①公証人への手数料
②立会人2名への報酬
③公証人役場以外の場所で作成する場合の旅費・交通費。

また、公証人が現地に来ることになった場合、通常の1.5倍の料金に交通費と日当が加算され、(1日2万円、4時間まで1万円)以上になります。

 

弁護士や司法書士に依頼したときの費用相場

一般的に、遺言書の作成には10万円から20万円程度の費用がかかります。

しかし、書類の複雑さ、故人の遺産の大きさ、受け継ぐべき財産の種類によっては、それ以上の金額になる場合もあるでしょう。

例えば、次のように相続する財産によって価格が変わってきます。

300万円以下の場合は、相続財産の4%相当額。(ただし、最低20万円)
300万以上3000万円以下の場合は、相続財産の2%相当額+6万円

また、初回相談料は30分、通常5,000円(税別)ですが、無料で行っている法律事務所もあります。

 

終活の費用5・身辺整理や生前整理

自分で整理を行う場合の費用相場

生前整理とは、人生の終焉を迎える前に身辺整理をすることを指します。

自分で整理する場合は費用がかかりません。整理するものは以下のものが挙げられます。

家計の整理
保険
不動産
美術品や骨董品などの貴重品
楽器や家具
壊れた家電製品

また、長い間使われないままになっている不要なものはこの機会に処分することが大切です。

一般的には60歳や定年退職を機に始める人が多くなっていますが、退職後の生活ペースに慣れるまでの時間もかかるでしょう。

よって、退職後にまとまって生前整理をするよりは、現役世代から計画的に行うとスムーズです。

 

生前整理業者に依頼したときの費用相場

「生前整理」をうたっている業者や、片付けアドバイザー・収納アドバイザーといった専門家がアドバイスしてくれるサービスもあります。

ほとんどの場合、遺品整理業者が生前整理サービスを行っています。

費用の相場の一例は以下の通りになります。

1R:3万円~10万円
3LDK:15万~25万円
一軒家:25万円~40万円

また、遺品整理業者は遺品整理に関する経験が豊富のため、財産に関する重要書類などの見分け方に長けています。

不用品の買い取りも行っているため、お得に生前整理ができるメリットもあります。

 

デジタル整理サービスに依頼したときの費用相場

データ整理を業者に依頼した場合の費用は、どのような整理が必要なのかによって変わってきます。費用の相場は下記の通りです。

ログインパスワードの解除:18,000~21,000円
各種データの移行:10,000~18,000円

また、重要な情報が入っているデジタル機器には、強力なセキュリティプロトコルが設定されていることが多く、通常は所有者以外がアクセスできないようになっています(所有者が亡くなっている場合も同様です)。

 

空き家整理にかかる費用相場

空き家の掃除をプロに依頼した場合の費用は、その家がある地域、家の大きさ、物の量によって大きく違ってきます。

以下は費用の一例になります。
1R/1K:4~10万円
2DK/2LDK:11~20万円

参照:「空き家の整理をするならこれだけは知っておきたい!費用や相場や片付けのコツまとめ」アイサポより

費用の料金は「基本料金+オプション」となっています。

同じ広さの家でも、家財や家電などの数によって、料金に大きな差が出ることもあるでしょう。

さらに、会社によってサービス内容や料金も異なります。

したがって、業者を探すときは、いくつかの見積もりを比較してから選ぶことが重要です。

 

 

 

終活費用はどうやって準備すればいい?

生前整理はいつからはじめる?

 

医療保険や生命保険の見直しにより費用を確保する

葬儀保険とは?

葬儀保険とは、自分の死後に葬儀の費用をまかなうために加入する保険です。

また、保険料が安く、加入するために医師の診断を受ける必要がないため、一般の人でも加入しやすくなっています。

加入条件も、他の保険商品に比べて低く設定されていることがほとんどです。

主に、葬儀保険には以下の2種類があります。

1つ目は一般的な生命保険と呼ばれるもので、死亡時に関連する費用を全て支払うものです。
2つ目は、少額短期保険と呼ばれるもので、期限がかなり短く、補償される金額にも上限があります。

葬儀保険に加入するには、加入予定のタイプに応じて保険会社と契約を結びますが、どちらも通常「葬儀保険」「生命保険」「死亡保険」と区別して呼ばれています。

 

資産を売却して費用を確保する

不動産の売却により費用を確保する

終活で不動産を売却すれば、まとまった金額を得られます。

売却したお金は、老後資金として活用できるメリットもあります。また、不動産を分割するよりも、現金を相続人に分ける方がはるかに簡単です。

さらに、家を維持するための手間や費用もなくなります。

ただし、不動産を売却した後は、別の生活基盤を確保する必要があるでしょう。

別の家を借りる、家族と同居する、老人介護施設に入居するなどが考えられます。

 

車やバイクの売却により費用を確保する

車の売却をし「老後の生活資金」にあてる方も増えてきています。車を売ることで、退職後の収入源として活用することができるでしょう。

また、社会の高齢化に伴い、高齢者の自動車事故が増加していることも課題となっています。

事故をきっかけに自動車運転免許を返納することで、車の処分を考える適切なタイミングでもあります。

生前に車を売却するのか、亡くなってから売却するのかで、手続きは大きく変わってくるのもデメリットです。

 

有価証券や株の売却により費用を確保する

有価証券とは、株式、債券、手形、小切手など、金銭的・財産的価値のあるものです。

様々な資産を把握するために、購入先に連絡し、運用報告書を作成してもらうと、日々の運用の変動を見られ、適宜調整できます。

売却することにより老後資金に当てるメリットがあります。

保持し続けるデメリットは、株式の相続には手続きが必要なことです。

すぐに売却する予定がない方は、所有している有価証券の種類、氏名、連絡先、取得日など、関連する情報を記録しておき、家族がどのような有価証券を所有しているかを容易に把握することができる状態にしておきましょう。

 

宝飾品、骨董品などの売却により費用を確保する

忘れがちな宝飾品や骨董品などの売却は、老後資金の収入源として活用できます。

また、これらを売却することにより、あなたの死後に、親族の間で誰がどの宝石をもらうか、誰がそれを売ってお金にするかなどの争いも避けることもできるでしょう。

しかし、高額な商品であるほど、そのまま残しておきたい思いがあります。

そこで役に立つのが、「5年間使っていないブランド品または宝飾品は処分する」というルールです。

この期日をあらかじめ決めておくことで、よりスムーズな判断ができ、売却費用を老後資金に当てたり、不用品を処分してスペースを空けたりできます。

 

 

 

 

終活の費用相場/項目ごとの内訳と費用相場についてまとめ

​終活には、葬儀やお墓、空き家の整理など100万円から数百万円の費用がかかります。

生前整理をすることで、終活にかかる費用を知り、資金を準備することは、家族のためだけでなく、自分自身の将来を安心させるためにも重要です。

本記事を参考に、老後の生活設計を見直してみませんか。

充実したセカンドライフを送るためにも、生前整理をし、資金調達ができるかを考えてみましょう。

また、終活を自分でやりたいと思う方もいらっしゃいます。

しかし、自分一人で行うことは、時間がかかったり、状況によっては難しい場合も出てくるでしょう。

そのため、ご自身で生前生理が難しい場合は、プロの専門会社に依頼をすることも検討してみましょう。

 

 

 

関連ページ:【遺品整理業者アーカス】遺品買取・不用品買取・生前整理/即日対応・全国対応のアーカス

 

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