「ゴミ屋敷を片付けたいけどお金がないからムリだよね。。。」
「ゴミ屋敷の片付けっていくらかかるの?自分じゃ片付けられないよね?」
ゴミ屋敷はたくさんの量のゴミがありますから、処分費用がかかります。
部屋の広さや周辺環境・住宅環境にも左右されますが、一軒家の場合は100万円以上かかるケースもあります。
お金がないとゴミ屋敷の片付けは無理だと諦めてしまっている人もいると思います。
せっかく片付ける気になったのですから、このタイミングでぜひ綺麗にしてしまいたいですね。
このページでは、お金がなくてもゴミ屋敷を片付ける方法・自分でゴミ屋敷を片付けるコツ・清掃業者に安く依頼する方法などについて詳しく紹介しています。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね☆
ゴミ屋敷を片付ける方法は2つ/自分で片付けるか清掃業者に依頼する
ゴミ屋敷を片付ける方法は、自分で片づける・清掃業者に依頼するの2つです。
しかし、費用を抑えて片付けるとなると、全てを清掃業者にお願いするよりも、部分的に自分で片づけた方が費用は安くなります。
では、自分でゴミ屋敷を片付けるメリット・デメリット、清掃業者に片付けを依頼するメリット・デメリットを紹介します。
自分でゴミ屋敷を片付けるメリット・デメリット
自分でゴミ屋敷を片付けるメリットは「お金がかからないこと」です。
1円もお金をかけずに片付けたいなら自分で片づけるしかありません。
デメリットとしては、時間的な負担、体力的な負担、健康負担など、さまざまな負担があることです。
ゴミ屋敷は、そもそも大量のゴミがあります。
全て捨てていいのなら、何日かに分けてゴミを捨てにいけばいいのですが、中には取っておかないとならないものもありますよね。
不要なものとそうでないものを仕分けするだけでも骨が折れます。
ゴミ屋敷はすでに衛生状態が悪いです。
カビや埃、ダニ、粉塵などが空気中に充満しています。
ゴミを動かすたびにカビや埃、ダニの死骸などが舞って、アレルギー症状を引き起こしたり、喘息発作を引き起こす可能性があります。
また、ゴミの中には尖ったものが混じっていてケガをしてしまったり、滑って転倒したりなどのリスクもあります。
ゴミ屋敷の清掃を業者に依頼すると、部屋の広さにもよりますが、スタッフが1人だけで来ることはありません。
しかし、自分で片づけるとなると、1人または少人数での片付けになりますから、負担や危険が大きくなります。
もし、自分で片付けをする場合は、マスクや軍手、厚手の靴下、エプロンなどを付けて、健康やケガに注意しながら少しずつ片付けをすすめましょう。
寝るスペースやご飯を食べるスペースは確保しておきましょうね。
清掃業者にゴミ屋敷の片付けを依頼するメリット・デメリット
清掃業者にゴミ屋敷の片付けを依頼するメリットは、最短で完璧に片付けが終わることでしょうか。
業者の場合は、部屋の広さに合わせて複数のスタッフを派遣してくれます。
ゴミの仕分けや運び出しも慣れたものです。
養生をしながら、危険がないように作業をすすめます。
そのため、1人で片付けするよりも何倍もスピーディです。
できれば、何日にも分けて片付けをするよりも、短時間で綺麗になったら嬉しいですよね。
清掃業者に依頼するデメリットは、やはり費用がかかることでしょうか。
お金をかけてでも、とにかく最短で綺麗にしたい!という方は、ぜひ清掃業者に依頼すると安心です。
しかし、お金がない。。。という場合は、ある程度は自分で片付けをして、粗大ごみの運び出しだけ業者に依頼するとか、2階の部屋のゴミだけ依頼するなどをする必要があるかもしれませんね。
いずれにしても、どのくらいの費用がかかるのかの見積もりを取ってみると良いですよ。
見積もりを取ったら契約が必須なわけではありませんし、だいたいの費用の予想ができますよね。
良心的な業者なら、出せる金額を伝えることで、工夫をしてくれたりします。
ゴミ屋敷の片付けの料金相場について
間取り | 作業人数の目安 | 作業時間の目安 | 料金相場 |
1K | 1~2人 | 1~2時間 | 3万5千円~8万円 |
1DK | 2~3人 | 2~3時間 | 5万5千円~12万円 |
1LDK | 2~4人 | 2~6時間 | 8万円~20万円 |
2DK | 2~5人 | 2~6時間 | 10万円~25万円 |
2LDK | 3~6人 | 3~8時間 | 14万円~30万円 |
3DK | 3~6人 | 3~8時間 | 16万円~40万円 |
3LDK | 4~8人 | 5~12時間 | 18万円~50万円 |
4LDK | 4~10人 | 8~15時間 | 22万円~(要見積もり) |
片付けの費用は、部屋の広さによってかなりの差があります。
自宅の駐車場にトラックが入れないような場所だと、費用が高くなります。
公営団地や市営団地のようにエレベーターがない建物の上階の場合も、費用は高くなります。
他にもトラックを止められる場所が近くにない場合なども、費用は高くなります。
もし見積もりを取るときは、最低2か所の業者に見積もりを依頼しましょう。
できれば3か所の業者に依頼すると、金額やサービス内容を比較できますよ。
お金がなくてもゴミ屋敷を片付ける方法!安く片付ける方法
お金がないけどゴミ屋敷を片付けたい場合は、自分で何とかしたいと思いますよね。
ゴミ屋敷を片付けるにはコツがあります。
適当に片づけると、作業がなかなか進まなかったり、途中で嫌になってしまういます。
では、自分でゴミ屋敷を片付けるコツについて紹介します。
お金がなくてもゴミ屋敷を片付ける方法1・明らかにゴミを片付ける
ゴミ屋敷の特徴は、ゴミ箱がないことです。
部屋中に、お菓子の袋、弁当の容器、ペットボトル、ティッシュ、紙屑、雑誌などが散らばっています。
明らかにゴミは捨ててしまいましょう。
ゴミ袋を用意して、燃えるゴミ、燃えないゴミ、プラスチック、ビンなど、分別をしながら不要なものを全て捨ててしまいましょう。
これだけでも作業スペースが空きますし、片付けるべき全貌が見えてきます。
少し部屋がきれいになるだけで、がぜん片付ける意欲が湧いてきます。
お金がなくてもゴミ屋敷を片付ける方法2・不要なものとそうでないものを分別する
ゴミ屋敷の特徴は、必要なものも不要なものも、そこら中に散らかっていることです。
ゴミの中に大事な書類が混じっていることも多いですよね。
捨てたら困ってしまうものもあるので、まずは不要なものと残しておくものに分別をしましょう。
段ボールをいくつか用意し、要らないものを入れる段ボールと、残しておく段ボールにものを入れていきましょう。
ゴミ屋敷化する方の多くは、物を捨てることが苦手です。
「もしかしたらいつか使うかもしれない。」とか「すてるなんて勿体ない。」とか。
いつ買ったか分からないようなものをタンスや棚の奥にしまい込んでいるため、買ったことを忘れて、また同じものを何個も買ってきてしまうことも多いですよね。
捨てるものの基準を決めて、これを機にしっかりと片付けましょう。
洋服なら「3年以上着ていない服は捨てる」「同じものが2つ以上ある場合は、1つだけ残す」など、自分でルール化しましょう。
意外とタンスや棚の奥底を探してみると、昔買ったブランド品が見つかったり、今は高値になっているおもちゃが見つかったりしますよ。
ブランド品やおもちゃは、リサイクルショップで高値がつくこともあるので、それらを売れば資金が手に入ります。
お金がなくてもゴミ屋敷を片付ける方法3・自治体のゴミに出す
業者に依頼すると処分費用が発生しますが、自治体にゴミとして自分で出す際には費用はかかりません。
自治体によって分別の仕方が異なるので、HPなどを確認してみましょう。
ゴミが大量の場合は地域のクリーンセンターなどに搬入するのもアリです。
あまりにも大量だと費用がかかる場合がありますが、家庭用のゴミの場合は無料で引き取ってくれます。
ペットボトルやビン、缶なども回収してくれますから、日時を確認してみましょう。
お金がなくてもゴミ屋敷を片付ける方法4・自分で粗大ごみを捨てに行く
粗大ごみの処分を業者に依頼すると、トラックの台数が増える分、費用がかかります。
大型家具などは、もし可能ならクリーンセンターなどに自分で持ち込めば無料で処分できます。
大型家電はリサイクル料金が発生しますので、事前に調べておきましょう。
ミニバンなど大きい車がある人なら、何往復かすれば粗大ごみを捨てることができます。
大きな車がない人は、近くのホームセンターなどで軽トラをレンタルすることもできます。
清掃業者に依頼するよりも、自分でやってしまったほうが手間や時間はかかりますが、費用を安く抑えることができますよ。
お金がなくても大丈夫!費用を抑えてゴミ屋敷を片付ける方法
ゴミ屋敷を片付ける方法1・場所を決めて少しずつ片付ける
ゴミ屋敷の場合は、家中の全てが散らかっている場合が多いですよね。
いたるところにゴミが散乱しているため、家中を一気に片付けるのは億劫ですよね。
ゴミ屋敷化してしまう人の多くは、片付けが苦手なので、一気に片付けをしようとすると、ゴミをただ隣の部屋に移動しただけになってしまうことも。
棚やタンスの中を全部取り出しては、余計に物が増え、片付けが一行に進まないケースもあります。
まずは、普段はあまり使っていない部屋から順番に、一部屋ずつ片付けるこをおすすめします。
一部屋の掃除が終わったら、他の部屋にゴミを移動するのではなく、まずは不要なものを全て処分しましょう。
一部屋片付いたら、次の部屋というように、少しずつ片付けをすすめましょう。
少しずつ部屋がきれいになってくると、万年開かずの扉だったドアや窓を開けて換気ができるようになりますし、太陽の光が入って気分も良くなります。
風通しも良くなるので、家全体の空気もよくなるでしょう。
少しずつ片付く様子をみていると、気分も爽快になり、他の部屋の掃除のモチベーションを保つことができますよ。
最後は普段生活しているスペースをしっかりと綺麗にしましょう。
一度綺麗にしたら、物の定位置を決めて、出したらしまうを徹底しましょう。
せっかく片付けたら、もうゴミ屋敷にならないように、小まめにゴミを捨てる、簡単に掃除をするようにしましょう。
ゴミ屋敷を片付ける方法2・片付けのスケジュールを決める
ゴミ屋敷の場合は、部屋の広さにもよりますが、1人で片づけると何日もかかることが多いと思います。
一気に片付けようとすると、疲れてしまい挫折してしまいます。
一部屋ずつ片付けるようにして、何日かに分けて作業をすると挫折することもありません。
今日は何をする、今日は何を捨てる、可燃ごみを処分する、粗大ごみを処分する、掃除をするなど、毎日のスケジュールを立てましょう。
まずは、普段使っていない部屋の片づけから始め、初日は明らかにゴミは分別して処分することから始めましょう。
次の日は、同じ部屋の不要なものとそうではないものに分別し、段ボールなどにまとめましょう。
このように少しずつスケジュールを立てると失敗しません。
もし、そんなに時間をかけるのは難しいという場合は、プロの清掃業者に依頼すると安心です。
でも、お金はかけられない。。。という場合は、2~3か所の業者に相見積もりを取りましょう。
家をまるごとではなく、普段の生活スペースだけでも掃除してもらうと費用を抑えることができますよ。
ゴミ屋敷を片付ける方法3・家の外にゴミを置きっぱなしにしない
ゴミ屋敷にはたくさんのゴミがありますよね。
ゴミをまとめても、あまりにも荷物が多すぎて置き場に困ることがあると思います。
そのような場合でも、家の外にゴミを置きっぱなしにするのは辞めましょう。
悪臭の発生や、火災のリスク、放火のリスクなどがあるからです。
生ごみなどを放置すると、猫やカラスが荒らして、隣家にも迷惑がかかります。
何よりも怖いのは放火のリスクです。
放火犯は燃えやすいものに火をつけますから、ゴミ屋敷などは狙われやすいです。
自治体のゴミ収集の日を調べ、出たゴミはすぐに片づけるようにしましょう。
お金がなくてもゴミ屋敷を片付けたい!清掃業者の費用を安く抑える方法
清掃業者の費用を安く抑える方法・複数の業者に相見積もりをとりましょう
お金がないからゴミ屋敷の片付けを諦めたという方もいると思います。
しかし、実際に見積もりを取ってみたら、思っていたよりも安かったということもあるでしょう。
見積もりを取ってみたら、もう少し安くするためにゴミの分別や処分だけでも自分でやろうなど、計画を立てることができます。
見積もりを取るときは、2~3か所の業者に相見積もりを依頼しましょう。
見積もりを取ると契約しないと悪いなんて思う必要はありません。
相見積もりは、業者の金額やサービス内容を比較するために行います。
相見積もりを業者に隠す必要はありません。
衣類や家具などリサイクルショップでの買取を検討しましょう
何年も使っていない衣類や、家具などはリサイクルショップで買取を検討しましょう。
こんなもの売れるかな。。。というようなものが意外と高額で売れる場合もありますよ。
訪問で買取を行ってくれるリサイクルショップもあります。
ブランド品や、衣類、趣味のもの、おもちゃなどは高額買取されるものもあります。
ちょっとした資金になるので、もしかしたら清掃業者に依頼が可能になるかもしれませんよ。
お金がなくてもゴミ屋敷を片付ける方法/清掃業者の費用を安く抑える方法まとめ
お金がなくてゴミ屋敷の片付けを諦めるのはもったいないです!
ゴミ屋敷を1人で片づけるのは大変ですが、一部屋ずつ片付けること、普段使わない部屋から片付けること、明らかにゴミは処分することなどの方法で、自分でも片付けることができます。
せっかく片付ける気になったのですから、少しずつでも家がキレイになると気分も晴れやかになりますし、もっと綺麗にしたいなという意欲も湧いてきます。
ゴミ屋敷の状態は、衛生的にも健康的にも、社会的にも問題がたくさんあります。
ゴミ屋敷に住んでいるとアレルギーや喘息、呼吸器疾患などにかかるリスクがありますし、社会から孤立しやすくなります。
きたない家に友人や家族を呼ぶのは嫌ですからね。
ウイルスや細菌も発生しているので、食中毒などのリスクもあります。
なるべく早く生活環境を良くしたいですね。
もし、1日でも早く片付けをしたい人や、1人では体力的・精神的に難しい人などは、プロの清掃業者に頼ってみると安心です。
お金がいくらかかるのかと不安になるかもしれませんが、見積もりは無料です。
まずは、費用がいくらかかるのか把握をしましょう。
そのあとに、では自分で片づけた方が良いのか?ゴミ捨てや分別だけでも自分でした方がいいのか?全て業者に任せるのか?などを決めましょう。