どうして物やゴミを溜め込んでしまうの?物が捨てられない人の心理について
「片付けからが分からない・・・。すぐに散らかってしまう・・・。」
「もう使わないって分かっているのに捨てられない!どうしてなんだろう?」
掃除のコツなどを見ると「必要なものと不要なものに分別しましょう」と書かれていますが、これが難しいと感じる方も多いと思います。
必要なものと不要なものを分別するときに、自分なりのルールを決められる人であれば、物が増えすぎてしまって家が散らかることも少ないですよね。
でも、物を捨てることは勿体ない・物を大事にできないのはダメなことだ・いつか使うかもしれないなどと考えてしまい、家中に物が増えていってしまうのです。
このページでは、物が捨てられない人の心理や性格・物が捨てられない人の片付けるコツ・物が捨てられない病気などについて詳しく紹介しています。
物が捨てられない人の心理1・勿体ない(もう買えないかもしれない)
捨てられない人の心理1つ目は、「もう買えないかもしれない」という不安から起こる、もったいないという心理です。
実際はまだまだ在庫があってお店に置いてあるのに、スマートフォンで記事を見たり、たまたま見ていたTVのCMやニュースの影響で、「もう店には置いて無いんじゃないか?」という不安を感じてしまい、「だったら捨てない方が良いな」という結論に至ってしまう事が原因です。
また捨てられない人の状況によって、不安の大きさは人それぞれです。
例えば高齢者かつ1人で生活されている場合、中々近くのスーパーでも買い物に行く事が難しい為、「もう買えないかもしれない」という不安を感じる事、そして不安に感じる商品の数も多くなります。
物が捨てられない人の心理2・いつか使うかもしれない
物が捨てられない人の心理2つ目は「いつか使うかもしれない」という心理です。
主に知り合いの方から頂いた物やお店で安いからという理由で手に入れた物等、自分が欲しいと思って手に入れた物ではない時や、思わず衝動買いをしてしまった時に対して抱きやすい心理です。
すぐに必要ではない物が多く、また自分の意志で使うという事も少ないので、「いつかは使うから...」という気持ちになってしまい、自宅にそのまま保管をします。
そしてそのまま捨てられず、自宅にどんどん物が増えていきます。この「いつかというのがいつなのか?」という事が分からず「物を使う時期、タイミングが分からないからとりあえず自分の身の周りに置いておく」という心理とも言えます。
物が捨てられない人の心理3・物は大事にするように教育され捨てることに罪悪感がある
物が捨てられない人の心理4つ目は「物は大事にするように教育され捨てることに罪悪感がある」です。
あなたは幼少期に両親や学校の先生から、「物を大事にしなさい」と言われた事はありますか?
逆に幼少期に物を粗末にしていると、両親や先生にきつく注意された人もいると思います。
その時に感じた事は「物は捨てたらいけないんだ。なんて悪い事をしてしまったんだ」という罪悪感を感じる事でしょう。
そしてそのままその教えを受けたまま大人になり、日常生活において物を捨てる事よりも物を大事にする事を優先します。
物を捨てる時に罪悪感を思い出してしまい、中々捨てる事をためらってしまう。
物を捨てる自分が悪いと感じてしまう心理と言えます。
物が捨てられない人の心理4・片付け方が分からない(面倒くさい)
物が捨てられない心理4つ目は「片づけ方が分からない(面倒くさい)」です。
自宅に捨てられない物が多くなってくると、「どれから片付ければいいのか?」と捨てる順番に困惑してしまい、物が捨てられなくなります。
また捨てる物によってはお金が必要になったり、各自治体によっては処理方法が異なる為、捨てるのが面倒くさいと感じる人もいます。
処理方法が異なる理由としては、国が定めている法律「産業物処理法」によって家庭から出るごみの分別方法や集め方、処理方法が地方自治体の責務と定められている為であり、これにより物を捨てる時のルールの認知、また他県からの捨てる物の持ち込みを防ぐ事が可能になります。
面倒くさいと感じてしまいますが、必要な法律です。
物が捨てられない人の心理5・服やメイク用品などをたくさん持つことで見栄を張
りたい
物が捨てられない人の心理5つ目は「服やメイク用品などをたくさん持つことで見栄を張りたい」という心理です。
「毎日同じような服装、メイクを友人や知り合いの人に見られるは恥ずかしいし、また馬鹿にされるのではないか?」という不安からこの心理は生まれます。
また相手よりも自分の方が良いブランドの服やメイク用品を持っているという自慢をしたいつまり、毎日違うブランドの服、メイク用品を見せて見栄を張りたいという心境から物を捨てられない人はこの心理を持つようになります。
女性だけではなく、男性も服や小物などでこの心理をもつ人もいます。
物は捨てたいけど、他人の評価または自分のアピールの為に中々行動に移せない人の心理です。
物が捨てられない人の心理6・自分の考えで行動するのが苦手(捨てて良いのかの判断に自信が持てない)
物が捨てられない人の心理6つ目は自分の考えで行動するのが苦手(捨てて良いのかの判断に自信が持てない)です。
自宅で物を捨てる際に、自分にとってはどうでもいい物なので捨てたが、それが恋人や家族にとっては凄く大事な物だったので自分の考え、判断で捨ててしまってかなり怒られた。という経験、あなたはありませんか?
その際あなたは謝ると思いますが、それで納得する人は少ないと思います。
そしてそのまま関係が悪化するなんてこともあります。
その為自分の考えで行動する事、今回でいうと「物を捨てる」事ですが、本当に自分の判断で捨ててもいいのか自信が持てなくなってしまいます。
苦手と感じてしまい、行動に移せないのがこの心理の特徴です。
物やゴミを溜め込んでしまう人はどんな人?物が捨てられない人の性格について
「物が捨てられない人の性格や特徴は?」
「ぜったいに使わないって分かっているのに、ゴミを溜め込んでしまうのはどうして?」
物が捨てられない人は、小さいころに親や先生から「物は最後まで大事に使いなさい。」などのように言われ、真面目に守っているのかもしれません。
ストレスが溜まってくるとショッピングでストレス発散をすることが習慣化してしまっているのかもしれません。
忙しくて身の回りのことを気遣う余裕がなかったり、人付き合いが少なく家に誰も招くことがないのかもしれません。
では、物が捨てられない人の性格や特徴について詳しく紹介していきます。
物が捨てられない人の性格1・優しい性格(誰かに譲るかもしれない)
物が捨てられない人の性格として、1つ目は優しい性格(誰かに譲るかもしれない)です。
誰かに物を譲ると自然と相手から喜ばれ、お礼を言われる事が多いです。
また譲る物がもし相手が本当に欲しい物であれば、より感謝の気持ちも大きくなります。
一方、自分も「相手の為に貢献できた」「相手の為になる事が出来た」と思わず喜び、快感を覚えます。
もっと相手の欲しい物をプレゼントしたいという気持ちになります。
優しい性格の人はこれを自然と受け入れる事が多く、「物を捨てるよりも、誰かにプレゼントした方が、または譲った方が、その人の為になるかもしれない。
自分は人の役に立てるかもしれない」と考えるようになり、物を捨てる事よりも物を譲る事を優先してしまう性格といえます。
物が捨てられない人の性格2・お得、安いなどの言葉に弱い(優柔不断)
物が捨てられない人の性格2つ目は「お得、安いなどの言葉に弱い」性格を持つ方です。
スーパーやコンビニで見かける「処分品」と書いてあるコーナーに安くなっているもしくは半額で販売されている商品が置かれています。
そのコーナーに立ち寄り、カゴに入れてしまう。
また「お得」と書かれた商品を見かけた時に思わず反応して、自分にとって必要ではない商品であっても買い物カゴに入れてしまうのがこの性格を持つ人といえます。
普段通常価格で買うよりも、お得に安く買えたという事に満足してしまい、ストレスを発散する。
そしてお得にまた安く買ったのだから、捨てるなんてもったいないという心境になります。
捨てる事でお得、安い言葉に弱い自分を認めたくないという心境も含みます。
物が捨てられない人の性格3・自分で考えることが苦手
物が捨てられない人の性格3つ目は「自分で考えることが苦手」です。
物を捨てる際、元々深く考えない人ほどこの性格に該当すると思います。
普段から本当に捨てて良い物なのかダメな物なのか考えて判断をして物を捨てていれば、この性格は避けられます。
ですが判断に失敗したり、一度物を捨てた際に誰かに迷惑をかけたりすると、「自分で考える事に抵抗を持つようになり、苦手意識を持つようになります。
自分で判断する事で自分が傷つく結果になってしまう事を恐れるあまり考えて行動する事を控え、周りの人の意見や指示で物を捨てるようになります。
その為周りの人が物を捨てる事に対して否定的な場合、自然と物が捨てられない人になってしまいます。
物が捨てられない人の性格4・大人しい、人付き合いが少ない(家に人を招かない)
物が捨てられない人の性格4つ目は「大人しい、人付き合いが少ない(家に人を招かない)」です。
大人しく、人付き合いが苦手な方は友人や家族などを積極的に自宅に招こうとはせず、自分一人の空間を大事にします。
なので自宅に物を置きすぎていても、友人や家族に見られる事なく日常生活をこなします。
その為友人や家族から「物を捨てたほうがいい」という指摘を受けたり、「自宅に物が散乱していて、自分が恥ずかしい思いをする」という事がありません。
なので「物を捨てないといけない」また「どうすれば物をうまく整理する事ができるのか?」という事を考える機会が少なくなるので、自然と自宅に物が多くなり、捨てずにそのままとなってしまいます。
物が捨てられない人の性格5・忙しく精神的な余裕がない
物が捨てられない人の性格5つ目は「忙しく精神的な余裕がない」です。
普段仕事で忙しい方は、物を捨てる事に対して考える余裕がありません。
また物を捨てようと思いいざ行動に移したとしても、「何から捨てたらいいのか?」「自分に必要な物はどんな物なのか?」「物を捨てる際いる物といらない物を分別する」という事を考える事自体にかなり時間を使ってしまい、結局物を捨てれずにそのまま忙しい生活に戻るしかないという結果となります。
とりあえず物を自宅に保管するという選択肢しかないので、どんどん自宅に物が増えていきます。
忙しく精神的な余裕がない人が、物を捨てられるようになる為には、時間との戦いとなります。
スキマ時間を活用して取り組む必要があります。
物が捨てられない人の性格6・依存体質(買い物依存症)
物が捨てられない人の性格6つ目は「依存体質(買い物依存症)」です。
買い物依存症とは、常に買い物していないと落ち着かない症状の事で、自分にとって不要な物でも購入してしまう依存症の事です。
買い物依存症の原因は「ストレス」にあります。
その為「買い物を止めないといけない」と自分では自覚はしているものの、ストレスを発散したいが為に、中々止める事が出来ません。
買い物をするしか、ストレスを発散する事が出来ないからです。
また買い物依存症の方はお金の消費も激しくなりますし、物も捨てる事よりも増やす事の方に意識があります。
結果自宅に物が多くなり、物を捨てる事に集中できずに、ただ物を買って増やす量が増えていくのです。
物が捨てられない人の片付けるコツ・手放す方法
「ちゃんと片付けができるようになりたい!」
「片付けのルールやコツはある?」
物が捨てられない人は、片付けも苦手な人が多いですよね。
物を捨てないため、どんどんと荷物が増えてしまい、適当に押し入れや棚に突っ込んでしまい、何がどこにあるのか分からないという方も多いですよね。
そんな物を捨てられない人ですが、ちゃんと片付けができるようになりたいな、何か片付けのコツが分かればななど思っているかもしれません。
では、物が捨てられない人の片付けのルールやコツについて詳しく紹介します。
物が捨てられない人の片付けるコツ1・収納スペースを決める(スペースからはみ出したものは処分を検討する)
まずは収納スペースを決めましょう。
収納スペースは押し入れやクローゼット等見えない収納スペースと、本棚等人から見える収納スペースがあります。
収納スペースをあらかじめ把握して、必要な物を適切な場所で保管する必要があります。
また収納する際も次回取り出す時に取り出しにくい収納をするのではなく、スペースに余裕をもって収納する事が大事です。
そして「収納スペースからはみ出た物は処分をする」というルールを決めて、物を片付けていきます。
ここで大事なのは「収納スペースからはみ出た物は必ず処分する」という事です。
これを守らないと物を効果的に片づける事が出来ません。
またせっかくの収納スペースが「ただの物を置いている場所」になってしまうので、注意が必要です。
物が捨てられない人の片付けるコツ2・1年以上使わなかったものは処分を検討する
自分では大事な物であり必要な物を大事にする。
収納スペースに保管する事で、いつでも取り出せるようにする。
しかし収納スペース等に保管している中で、使わない期間が長くなってしまって、ずっと保管されている物はありませんか?
もしそのような物がある場合は、処分する事をおすすめします。
理由は明らかで、自分が使用していない期間が長ければ長い程、自分には必要のない物だと判別出来るからです。
「いつかは必要だから...」と思ってそのまま置いていると、いつまでたっても物を上手く整理する事は出来ません。
ここは思い切って処分しましょう。
物を処分する期間の判断基準は「1年以上保管されている物」が理想です。
意識が高い人は期間を短くする事をおすすめします。
物が捨てられない人の片付けるコツ3・要るものと不要なものに分別してみる
もし自分にとってどれが必要な物なのか判別する事が難しいのであれば、「要るもの」と「不要なもの」に分別する事をおすすめします。
方法としては大きめの段ボール箱を2つ用意します。
1つの段ボール箱には「要るもの」と書いたメモを貼ります。
もう1つの段ボール箱には「不要なもの」と書いたメモを貼り、これで準備完了です。
後は物をどちらかの段ボール箱に入れていきます。
分別のコツとしてはあまり深く考えずすぐにどちらかの段ボール箱に入れて分別する事です。
1つの物に対して時間をかけすぎてしまうと、情や思い入れが強くなり、「要るもの」のメモを貼った段ボール箱に入れる物が多くなってしまい、分別しにくくなります。
スピーディーに分別する事を意識する事が大事です。
物が捨てられない人の片付けるコツ4・物を捨てることに罪悪感がある場合はリサイクルショップなどを利用する
もしあなたが「物を捨てる事に罪悪感を感じて中々分別しにくい、もしくは進まない」というお悩みをお持ちであればリサイクルショップ等を利用する事をおすすめします。
方法は簡単で、捨てたい物を集めてリサイクルショップに自分持っていきます。
リサイクルショップの業者さんによっては自宅まで取りに来てもらう事も可能です。
自分が物を捨てるという罪悪感を感じることなく、いらない物を処分するまたはいらない物を売る事が可能です。
またいくらかお金が返ってくる可能性があるので、一石二鳥です。
ここで大事なのが「物を捨てる」という意識を持つのではなく、「物を売って誰かの役に立つ」という意識を持つ事が大事です。
罪悪感を感じる事なく、物を捨てる事が可能になります。
物が捨てられない人の片付けるコツ5・定期的に人を招く(人を招く前に部屋の掃除をする)
「物を捨てることは大事なんだけど、なかなか気が進まない」「やる気が出ない」そんな悩みを持つ方は、定期的に人を招くということで解消で出来ます。
理由としては、定期的に人を招く際、物を捨てる習慣を作ることが可能になるからです。
「もし人を招くときに、自分の家が汚れていたり、物が沢山あるとその人は不快な思いをするだろう」という気持ちになるので、自分の意思とは関係なしに家の掃除をすることとなります。
その際に物を捨てるので、「物を捨てる」という行動を習慣化する事が出来るのです。
またもし人を招く際に、自宅に物が多くて処分するのに困っている時は、招いた人に手伝ってもらったり、もしくは物を引き取ってもらったりする等、手伝ってもらう事も出来ます。
物が捨てられない人の片付けるコツ6・思い出の品や写真はデジタル化する
あなたがもし思い出の品や思い出の写真を捨てられずに困っているのであれば、デジタル化する事をおすすめします。
理由としてはスマートフォンやパソコンに保存してデジタル化するので、収納スペースを圧迫する事はないからです。
また劣化する事もありませんし、あなたの近くに保管する事が可能だからです。
一方デジタル化していないと、思い出の品が大きいのであれば、収納スペースを圧迫して他の大事な物を保管出来ないですよね。
写真だと年月と共に色あせてしまいます。
そしてスマートフォンやパソコンに保存するので、見たい時にいつでも見る事が出来ます。
以上の事からデジタル化出来る物は可能な限りデジタル化して、物をそのまま置いて置くのではなく、スペースを確保出来る方法で物を大事にする事が出来ます。
物が捨てられない人の片付けるコツ7・年末などのタイミングで片付け業者などを依頼する
片付け業者に依頼するときは3か所ほどの業者に見積もりを依頼しましょう
では実際に家族片付け業者に依頼をする時、まず初めに業者に見積りを依頼します。
その際3箇所ほど業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
理由としては「面倒くさい」からと言って、一つの業者だけに見積りを依頼してしまうと、他の業者の
見積りと比較出来ず困ってしまうからです。
また実際に見積りを確認して業者を決めてお願いをする際に、他の業者の見積もりを比較した事を伝えると、値段を安くしてくれる可能性もあります。
しっかりと3箇所ほど業者に見積もりを依頼して価格を比較し、選んでいきましょう。
料金明細が細かく分かりやすい業者を選びましょう
そして見積もりを見て業者を選ぶ際に気をつけてほしいポイントが一つあります。
それは「料金明細が細かく、分かりやすくい業者を選ぶ」という事です。
理由としては、料金明細がなく金額だけを載せている場合ですと、どの部分にお金がかかったのか?また追加料金がかかるのか?等、分からない事が多く選んだ業者を信頼できない場合が多いからです。
信頼できる業者だと、人件費や運搬費用、処分費用等詳細を細かく教えてくれます。
少しでも気になる点があったら業者とこまめに連絡を取りましょう。
良い業者だとしっかり対応してくれます。
電話や訪問時の対応が親切で丁寧な業者を選びましょう
それともう一つ業者を選ぶ際に意識してほしいポイントが一つあります。
それは電話や業者が訪問してくれた時の対応を見て、判断をするという事です。
もしその時に対応が丁寧で、かつ親切であれば、実際に片付けをお願いした時も親切で丁寧な対応をしてくれます。
またあなたが業者にお願いしたい事や、悩みなどをしっかりと聞いてくれる可能性が高いです。
そのため、料金だけで選ぶのではなく、業者の対応を見て判断するという事も大事になってきます。
一般廃棄物処理許可書をもっている(または業務提携している)業者を選びましょう
これも大事な事なのですが、一般廃棄物処理許可証を持っているまた、業務提携している業者を選ぶ事が大事です。
理由はもし一般廃棄物処理許可証を持っている、または業務提携をしていない業者を選ぶとあなたが物を捨てようと思った廃棄物が不法投棄される可能性があるからです。
この一般廃棄物処理許可証があれば、「市町村長の許可を得て、処理をする」という証になります。
つまり「あなたの廃棄物をしっかりと処分しますよ」という証にもなります。
なのであなたがお願いする業者は一般廃棄物処理許可証を持っているか、また業務提携しているかどうかしっかりと確認をする必要があります。
古物商許可を持っていると買取サービスが利用できる
信頼出来る業者は「古物商許可」を扱っている業者が多いです。
「古物商許可」とは古物商許可証を持っていれば可能で、国がその業者に対して古物を扱っているということを知るために必要な許可証の事です。
また理由としては、業者さんがあなたの物を引き取る際に買い取り、古物として販売します。
そこで古物許可証を持っていないまま引き取った業者は、それを中古で販売する事が出来ないのです。
あなたの物を引き取った後に処分するしか選択肢がないわけです。
仮に古物許可証をもっていないまま販売してしまうと。法律で罰せられるため、信頼できる業者は古物許可証を持っている事が多いという事になります。
物が捨てられない病気とは?
「物が捨てられない人は病気の可能性はある?」
「昔は物を捨てられたのに、最近は片付ける気力もないし、何から片付ければいいのか分からない・・・。」
以前は片付けや物を捨てることができていたのに、ここ最近でできなくなってしまったという場合は、何か原因があるのかもしれません。
物を片付けるときには、「必要なものと不要なものに分別する」「片付けの段取りを立てる」「片付けの目標を決める」など、いくつかの工程がありますよね。
いざ片付けをしようとしても、「何から手を付ければいいのか分からない。」「そもそも、片付けるべきなのかどうか判断ができない」などの場合もありますよね。
そのような場合は、もしかしたら何か別の原因がある可能性もあります。
もし、ご家族の方などで、「以前は片付けができていたのに、最近できなくなった」など、心配に思う場合などは、相談をしたり受診をしたほうが良いケースもあります。
物が捨てられない病気1・ADHD(注意欠陥多動障害)
ADHD(注意欠陥多動障害)とは?
「発達障害の1つADHD(注意欠陥多動障害)の人は物を捨てられない」と言われています。
ADHD(注意欠陥多動障害)とは年齢と比べて、注意力が足りない、落ち着きがない為、日常生活に支障をきたしている障害の事を指します。
ADHDは生まれつき脳の機能障害によって引き起こされていると言われており、生まれつき発覚するパターンもあれば、個性や性格と認識される為に大人になってから気付く方も多い障害です。
大人でADHDの方が物を捨てられない理由としては物を捨てるという事に集中できなかったり、捨てようと思ったものをどこに置いたか忘れてしまったりする為です。
また物を捨てるという同じ行動をし続ける事が苦手なので、物を捨てるのが苦手と言われています。
物が捨てられない病気2・うつ病による気力の低下
また「うつ病による気力の低下が原因で物が捨てられない」という人もいます。
うつ病というのは日常生活に支障が出るほどの気力や意欲の低下が見られる病気の事で、主に環境の変化やストレスで引き起こされると言われています。
また動作もゆっくりになってしまうのも特徴の一つです。
例としては意欲が低下し、何事にも億劫になってしまう。
何事にも興味が持てなくなったり億劫で何事にも手をつけたくない。
誰にも会いたくなくて、部屋に引きこもったり布団にくるまって現実逃避する。
等の行動を起こすようになるので、物事を悲観的に考え始めたり自分の将来に絶望したりします。
そのため物を捨てる気力、時間も無くなってしまうという事なのです。
物が捨てられない病気3・認知症による判断力の低下
物が捨てられない方というのは、うつに該当しない方でも当てはまる場合があります。
それは認知症が関係しています。
認知症とは忘れ物をしてしまう記憶障害や行動にミスが出る理解力や判断力の低下により、日常生活や社会生活に支障をきたす事をいいます。
「物を捨てる」という事に焦点を当てると、認知症の方はこれまで出来ていた「物を捨てるまたは片付ける」という事が急に出来なくなります。
判断力が低下し、物を捨てていいのか悩んでしまうからです。
また認知症と聞くと、高齢者の方に起きやすいというイメージを持たれる方が多いのですが、若い人でも認知症になる可能性はあります。
65歳未満の方が認知症になった場合は「若年性認知症」と言われています。
急に物が捨てられなくなった場合は早めに精神科などを受診すると安心
「これまで。普通に物を捨てることが出来ていたのに、急に物が捨てられなくなった」「どれを捨てたらいいのか、分からなくなった」等、物を捨てるという事において正常な判断で物を捨てるという事が出来なくなった場合は、早めに精神科で受診をする事をおすすめします。
精神科に行って早めに受診する事で、自分がなぜ物を捨てられないのかという事をはっきり明確にする事が出来ます。
「物を捨てることが苦痛だから」「一つ一つ自分が手に入れたものに、対して執着があるから」自分の身の回りに物が溢れていることに対して改善しようという気力が低いから」原因は様々です。
まずはあなたがなぜ物を捨てられないのかという理由をはっきりと認識しておくことが大切です。
そのまま誰にも相談せず、一人で悩むのではなくまずは精神科に行って受診を受けたいですね。
物が捨てられない人の特徴・心理・性格/片付け方や手放す方法まとめ
これまで物をが捨てられない人の特徴や心理、性格、片付け方や手放す方法を説明してきました。
物が捨てられない人の特徴としては「もったいない」「いつか買うかもしれない」という気持ちがある事や、罪悪感を感じ周りの目を気にしたり、優しい性格だったりする事が当てはまります。
「またセール品やお得商品につられてものをいっぱい買ってしまう」等の心境による原因。
物を沢山買ってストレス解消する買い物依存症や、うつ病や認知症等の病気も原因の一つでした。
しかし悲観的になる必要はありません。
ものを片付ける方法や手放す方法をも伝えてきました。
定期的に人を招いたり、物を捨てる事に罪悪感を感じるのあれば、業者に頼む事を説明しました。
業者にお願いする際に気をつけなければいけないポイントも解説してきました。
あなたにとって「物を捨てられない」原因や対策を知る事が出来る“きっかけ”となれば嬉しいです。