遺品整理で出たものを処分するときは供養が必要？
遺品供養について１・遺品はお焚き上げを行って供養しましょう
遺品供養とは、宗教による考え方の一つで整然使っていた物にたいして亡くなった人物の魂が宿るという考えから遺品を焚き上げによって供養しようという考えを意味します。 遺品をそのまま処理するとなると後ろめたい気持ちになるということから、廃棄する人物に対して多大なストレスがかかるということから、古くからは僧侶と言われる人物に対して遺品を預け処分してもらうという考えが遺品供養になります。 それに対して、遺品買取という方法もあり、こちらは供養ではなく、亡くなった方の所有物を財産であると考え引き取るのが遺品買取という新しい仕組みになります。
遺品供養について２・遺品供養は必須ではないが遺族の気持ちの整理になる
遺品供養ですが、この作法は日本においては絶対に必須な作法ではありません。しかしながら、自ら亡くなった方の遺品を整理できるかという問題においてためらう気持ちが生まれてしまい、いつまでも処分できないという問題においては気持ちの整理をするという意味において必要な作法となります。 逆を返せば、お坊さんという人物はそうしたためらうという気持ちについて相手に対して気持ちを整理するように促し、かつ遺品を整理することで遺族側に対して亡くなった方の物ではなく思い出を大事にしてもらおうと促すわけです。 ここが遺品供養の主な役割でお坊さんが空いて遺族の間に立つことで気持ちの整理について前向きな考えになるよう諭すわけです。 関連ページ：【親の死から立ち直れない】父親・母親・家族の死の乗り越え方・親の死が怖いに向き合う方法
遺品供養について３・遺品供養の際は故人を想う気持ちがたいせつ
遺品供養は、主に故人を思う気持ちがあって初めて成立します。 なので遺品には、亡くなった人の魂が入ったままで抜け落ちておらず成仏できないとまで考えるのが遺品供養の本来の在り方になります。 ただ、この考え方は、現実主義というものが普及してくるとだんだんと薄れていき、故人の所有物＝今現在生きている人物の財産であるという考えが普及し始めるとだんだんと薄れてきたのです。 しかしながら、現実主義の考えにも欠陥というものがありまして、亡くなった人の所有物をだれが欲しがるかという問題、そもそも、故人の所有物をお金に変えるという行為が罰当たりであるということから遺品供養と異なり、望ましくない行為であるとまで言わているのです。
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遺品供養の費用相場はどのくらい？
遺品供養の費用相場１・神社での合同供養の相場は3千円～1万円
遺品供養の相場ですが、神社にて合同で他社の家族と一緒に合同という形で供養をする場合おおよそ費用は3000円から1万円が相場になります。 この方法のポイントは自ら神社に赴き、遺品を預けるというのがポイントで、自分で神社に行くことが重要なポイントになります。 逆を返せば、周囲の神社でそうした遺品の整理を行っていない場合、この方法はできないということになります。 といいますのも、 お焚き上げは、化学物質が空気中に飛散するのでそうした物質を飛散させない施設を持つ神社でないと近年では、お焚き上げができないため、そうした行為を行っていない神社もあるので注意しましょう。
遺品供養の費用相場２・段ボール1箱の相場は1万円～
おおよそ、ダンボール一箱程度の量であれば、郵送にて遺品供養を行えば相場は一万円からになります。 この方法は自分が住んでいるエリアの神社では遺品供養を行っていないという場合に有効な方法で、ダンボールに遺品を詰めて遺品整理を行っている神社で供養をして貰うという方法です。 利点においては、しっかりと供養をして貰える点で供養を終えた者にたいして照明を貰えるという点が最大の利点です。 反面にお坊さんの説法をまじかで聞くことができないのでお坊さんから供養に対するありがたいお言葉をじかに頂戴するということができない点が難点です。
遺品供養の費用相場３・個別供養の相場は2万～7万円
この方法はお寺とか神社を貸し切り、合同という形ではなくその家族の身個別で供養をするというもので、神社やお寺を訪れてから、自分たちの家族の遺品のみを供養してもらうというものです。 利点においてはお坊様からありがたいお言葉を遺族側の家族皆に頂戴するという点がありがたい点で、遺品整理についての心構えや、宗教による遺品供養の目的などを細かく教えてもらえるという点が特徴となります。 反面に合同供養と異なりお値段がかかり費用が掛かるという問題がありますが、第3者に見せたくない遺品などがある場合有効な供養方法となります。
遺品供養の費用相場４・お寺・神社・業者の料金に決まりはないので事前確認しましょう
実は遺品供養は、おおよその相場こそわかっているのですが、料金には決まりはありません。 もっと言えば、昔はお坊様の善意で社会に貢献するという形でお寺や神社が行っていた行事作法がこの遺品供養に当たるので、相場というものは実はなかったんです。 ですが、お金がだんだんと現在の価値の中で一番重要であるとなると、お寺や神社も維持費を捻出する必要がありますので、相場を合わせて皆で自分たちのお寺や神社の修繕ができるようビジネス化してしまったのが現在の遺品供養となります。 よって、費用についての相場はないなので事前確認をしっかりして本当にその価格であるかを確認するのが望ましいです。 そうしないと、悪徳な事業者の場合、後から請求額を吊り上げるということを行う事業者も存在するのです。
遺品供養はどこにお願いすればいい？お焚き上げの方法について
遺品供養の依頼先１・お寺、神社
お寺や神社は、仏教の考えに従い、個人が残した遺品というものを処理します。 仏教では物に魂が宿ることから、まず最初に魂を抜き去ります。この行為を行うのがお坊様になりお坊様が物から魂を一つずつ切り離していき切り離した後に残った遺品に再度魂が宿らないように焼き払うのです。 これがお寺や神社の遺品供養の作法になり最終的に償却という方法で魂が再度乗り移らなくするのが神社とかお寺の遺品供養の方法となります。 なお、遺品を燃やす際に有害な物質が出るので近年ではお寺や神社側に焼却施設内にろ過装置を備えていなければならないという決まりも実はあります。
遺品供養の依頼先２・遺品整理業者
遺品整理事業者は、遺品を焼却処分する場合と買取をする場合があります。 これは仏教の観点からのアプローチではなく、現実主義的な考えに基づき、現金化したほうが良いのではないかという考えから、あえて焼却せずに買取という方法で買取を行うのです。 ただし、亡くなった故人の所有物を買取して市場に流すわけですから買い手が付きにくいという問題もあり、買取額が安く廃棄処分という形のほうが処理費用が安くなるなどの問題もあり、必ずしも買取＝亡くなった故人の方の所有物を売却し財産とすることができるというわけではないです。 むしろ、廃棄されるほうが多く全く買取してもらえないという可能性もあり得るので儲けを期待して利用するようなサービスではありません。
遺品供養の依頼先３・お焚き上げ専門の業者
こちらは遺品を廃棄処分という形で焼却処理のみを行う事業者です。 利点においては、すべての遺品供養や整理という方法の中で最も安価である点、事前に焼却してほしいものを詰め込んで用意していればものすごく早期に焼却処理が終わるという点が最大の利点ですが、問題点においては供養という行為がない点です。 つまり、仏教的なアプローチが存在しておらず、魂をものから切り離さずに、業火の中に投げ入れ焼却をするので仏教を信仰している家庭からすれば、魂ごと無理やり炎にくべて焼却しているという意味になるのであまり望ましい方法ではないといえます。
遺品供養をしてもらう時期や供養できるものは？遺品供養の決まりについて
遺品供養の時期に決まりはありません/遺族の気持ちの整理がついたときに行いましょう
遺品供養には別に時期というものは存在しておらず、遺族側の気持ちの整理によって遺品を整理しようと思い立てばその日から遺品供養の時期になります。 逆を言えば、遺品を整理するつもりがなく、いつまでも遺品を残しておこうと決意した場合、遺品整理の開始は行わずいつまでも遺品はあり続けるということです。 なので、気持ちの整理をして遺品を処理して亡くなった故人の魂を所有物から切り離してあげて完全に成仏させてあげたいと考えれば、その日から、遺品供養を行う時期になるというわけです。
遺品供養できるもの１・写真・手紙・日記などは焼却供養ができる
遺品供養では、写真とか手紙の様な紙という繊維は焼却供養が可能なので、お寺であれ神社であれ事業者であれどこでも供養が可能で、一般の家庭でも一応供養が可能です。 焼却供養の利点は、一応家庭でもできるという点で、焼却に必要な焼却炉のようなものがあれば家庭でも焼却による供養が可能な点です。 もちろんお坊様に任せて供養をしたほうが亡くなった故人の魂を物質から切り離すことができるため、お坊様にお任せする神社とかお寺での供養が望ましい供養の方法になります。
遺品供養できるもの２・洋服、アクセサリーなどの日用品の供養も可能
洋服やアクセサリーも遺品供養にて償却という方法で供養が可能です。 ただ、この方法の場合焼却をするお寺や神社側に空気を汚さないようにするフィルターが焼却施設にある必要があり、このような施設にフィルターが存在しない場合、焼却による処分ができないので、お寺や神社によっては供養できないものだったりします。 特に衣服は焼却時に化学物質が出てくるので空気を汚さないようにすることが絶対なので、それを行っていない場合、処罰対象になるのでお寺や神社でもそうした処理施設を設けていないといけません。
遺品供養できるもの３・故人がこどもの場合は人形やぬいぐるみの供養も可能
故人がこどもの場合は人形やぬいぐるみの供養も可能です。 これらもお寺や神社では最終的に魂を物質である人形とかぬいぐるみから切り離して償却によりお焚き上げという形で供養するのでお寺や神社であれば、供養が可能です。 ただし、ぬいぐるみや人形も、アクセサリー類と同じで空気を汚すということから、焼却処理をする施設にはフィルターを装着している必要があり、お寺や神社も例外なくそうした装備を取り付けていないと違法扱いになるため、お寺や神社によっては行っていない供養だったりもします。
遺品供養できるもの４・仏壇やひな人形の供養も可能
遺品供養は、仏壇とかひな人形も供養ができます。 ただし、魂を物質から抜き出す作業を行う必要があるので仏壇が重くて持ち出せない場合、お坊さんに来ていただいて魂を抜き取り、その後解体業者さんに依頼という形でお寺に搬送し供養という形になるでしょう。 特に仏壇は、物によっては黒檀のように重い物があるのでまず自分一人で持ち出すことはできず、解体業者さんの力を借りないとお坊さんでも持ち出すことはできませんので、重すぎるタイプの仏壇や雛人形は、自宅に来ていただいて魂を抜いてから、解体して持ち出す場合もあるということは頭に入れておいてほしいです。
仏壇の供養の手順について
仏壇の供養の手順は、位牌から魂を抜き取る魂抜きを行ってから、仏壇を運び出して供養という形になるのでお寺とか神社のお坊さんに自宅に来ていただいて魂を抜き取り後仏壇を外に持ち出し移送してから供養となります。 なお、供養自体は焼却という方法で炎で燃やします。 仏壇は木材なので焼却処分が可能で、金具などの貴重金属の身を取り外して焼却という形になると思われます。 なお焼却については、お寺や神社のほかに、解体業者が行うので自らが行うことはまずできません。
遺品供養ができないもの・危険物などは供養できないので依頼先のHPを確認しましょう
遺品供養は、危険物、例えば、火薬とかガソリンのように危険な物や有害すぎる物質が出る物は供養できません。 なので、依頼するお寺や神社のホームページで対応できるものであるかどうかを確認するのが重要です。 そして対応できないものがある場合、それらを除いてから供養をして貰うという方向でもっていき、供養できないものは取り置いておくしかないでしょう。 特に扱いに困るのが可燃物で、これらは、自ら消費する方法もあれば、廃棄物として処理してもらうしかないので危険物の場合、供養自体が不可能だという認識を持つことが重要です。
遺品供養は自分でもできる？自分でお焚き上げを行う方法
遺品が少ない・小さい場合は自分で遺品供養できる
遺品が少ない場合、もしくは遺品が小さい場合は自分で供養することも実は可能です。 自分で処理をする場合穢れが発生しないように体を清めてから焼却という方法で遺品を焼き上げて償却すれば、遺品供養が可能です。なお、焼却に関しては、燃えるごみという形で処理しては遺品袋に詰めてゴミとして処理します。 よって大きすぎる物はゴミの収集事業者が引き取りをしないので大きすぎないことが条件です。 また。この方法はあくまで仏教的な考えを放棄しての方法になるので、魂を物質から切り離すすべを知らない場合、あまり望ましい方法ではないということだけはお伝えします。
自分で遺品供養する手順１・体を清める（シャワーや入浴など）
体を清めることはかなり重要で、なぜなら、遺品から穢れが移るという観点から体を清め、穢れが取り付きやすい状況から逸脱するのは望ましいことになります。 なお、体が汚れていると仏教では、穢れがより安く、邪念があることから、他の霊が取り付くとまで言われているので体を清めるのは絶対であるといえます。 なお、体の清め方自体については、シャワーとかお風呂による入浴で体を清めることが可能です。 無事清めることに成功差売れば晴れて第一段階である遺品を供養する準備に入ることが可能です。
自分で遺品供養する手順２・遺品の汚れを落とす（きれいに拭く）
遺品の汚れを落とすことはかなり重要で、汚れた遺品については、他の霊が取り付くという観点からきれいに吹き上げ遺品が穢れによりマイナスのエネルギーを持たないようにします。 逆を返せば、遺品に魂が宿っていないという場合は、普通に償却すべく物であるという解釈で構いませんが、仏教的な考えにおいては遺品が汚れるというのは望ましくなく、他の霊が入り込む隙を与えていることからきれいに吹き上げてマイナスのエネルギーが寄り付かなくすることが望ましいでしょう。 無事綺麗に汚れを落とすことができれば、次の段階に入ります。
自分で遺品供養する手順３・遺品に塩をまいて清める
この方法は、お坊さんのように念仏という方法で礼を除霊できないがゆえ、塩の力を借りて、清めるという方法です。 なので、自分でお経を唱えて徐冷が可能であれば、実はこの作法は不要ですが、まず自分で完全にカンペも見ずにお経を唱えることが可能な人物というのはまず存在しないはずですから、遺品に塩をまいてから清めるのが望ましいでしょう。 なお遺品すべての塩をまくのが望ましく塩をまく行為を一部だけの遺品にするのは望ましくない行為になり、塩で清められていない遺品はマイナスのエネルギーを追うので必ず全部の遺品に塩をまくのが良いです。
自分で遺品供養する手順４・遺品を白い紙につつむ
これは仏教の考え方で、遺品を白い紙で包むことで無の世界に送るという意味を持ちます。絶対に城が望ましく、黒だと暗黒の世界に送り届けるという意味になるので、意味が変わるのでやってはいけない行為になります。 もし黒で包んだ場合、遺品に魂が宿っていた場合、今度霊がお盆なんかに帰ってきたとき、悪霊となり返ってくると言われているため、仏教では白でくるむというのが礼儀になるわけです。 この礼儀を知らずに適当なものでくるむとこれもマイナスの効果になるので、絶対に白で包むようにしましょう。
自分で遺品供養する手順５・感謝のことばをかける
これは、死者の霊を鎮める効果があると言われていて、お坊さんなんかでも最後遺品供養時に感謝の言葉などを投げかけるように促します。 この行為自体の意味は、例を切り離してから死後の世界に送るまでの間にお別れという形で感謝を示すことで無くなった人物を安心させてから死後の世界に送るという意味で行う行為になります。 この行為を行わなかったらどうなるの？という問題ですが、この行為を行わないと天国行きになるか地獄行きになるかにおいてあまり慕われていない人物だったと仏様に思われてしまうので、あまり望ましい結果にならない可能性があり得るので、感謝の言葉をかけるのは大切な行為に当たるのです。
自分で遺品供養する手順６・新しいゴミ袋に入れ処分する（他のゴミを混ぜない）
遺品供養を自分でする場合、遺品のみをゴミ袋に入れて処分をします。 この時他のゴミと一緒に廃棄することは許されません。ただ、本来であれば、炎で焼き上げるところまでを見て供養成功としますが、自分で行う場合、そこまでをすることができないので、形式的に見て合格であると言われる範囲がこの新しいごみ袋に入れて廃棄処理をするということになり他のゴミと混ぜてしまうと単なる廃棄物になるので遺品供養にならないということから、絶対にほかのゴミを混ぜてはいけません。 これは使者に対する最低限度の礼儀でごみを混ぜると死者からすればゴミ扱いをされているということになるので大変失礼です。 関連ページ：【遺品整理を自分でやる方法】遺品整理の仕方/自分でやる方法や進め方
遺品供養とは？遺品をお焚き上げして供養する方法・時期・費用相場まとめ
遺品供養については、お坊様に任せて神社とか、お寺で供養するのが望ましく、時期についてはいつでもよいでしょう。 そのうえで、自ら遺品を持ち込んで神社とか、お寺で供養をして貰えば、おおよそ2万円もあれば、供養をして貰えるでしょう。 遺品供養をする理由は「故人を偲ぶ行為である」「遺族の気持ちの整理ができる」などです。 遺品供養とは言っても、ゴミとして処分するのは申し訳ない、罪悪感を感じるという方が多いでしょう。 故人の思い出の品を粗末に扱うことに罪悪感を持たない人はほとんどいないと思います。 遺品供養の方法としては、お焚き上げが一般的です。 供養すべき遺品は、写真、故人の愛用品、衣類、仏壇・仏具、神棚などです。 故人が生前大切に使っていた物には魂が宿ると考えられています。 遺品供養の方法は「自分で行う」「神社、お寺でお焚き上げをする」「遺品整理業者などの依頼する」の３つです。 自分で行う場合は、費用はかかりませんが、専門的な知識もありませんから、できれば神社でのお焚き上げや、遺品整理業者に依頼する方法が良いでしょう。 神社やお寺などでお焚き上げがお願いできれば、親族・家族との話し合いをして決めましょう。 遺品供養は遺品整理業者に依頼することもできます。 遺品供養と言っても、どれを供養すれば良いのか？どれを残せばよいのか？など、分からないかたが多いですよね。 遺品整理業者は、遺品供養するべきもの、形見分けするもの、処分するもの、残すもの（貴重品など）に仕分けをしてくれます。 その他にも、処分するものがたくさんある場合は、不用品回収や買取なども依頼できるため安心です。 アーカスは、全国対応で遺品整理を行っています。 遺品整理、遺品供養など、何か不安なことや分からないことがある方はぜひ、お気軽にご相談ください。 関連ページ：【遺品整理業者アーカス】遺品買取・不用品買取・生前整理/即日対応・全国対応のアーカス
