【終活の片付け】生前整理の荷物整理や片付けの方法/断捨離のコツや手順

「終活って何からはじめればいいの?」

「終活の片付けのコツって何?捨てるべきものと残すべきものは何がある?」

終活は、人生の最期に向けた準備のことを言いますが、身の回りの不要なものを処分したり、必要なものを整理したりなどを行います。

しかし、終活をはじめるタイミングや、注意点、コツなどを把握しておくことで、スムーズに行うことができます。

終活をすることで、これまでの人生を振り返ったり、今後の人生をより良いものにできるようにしたいですね。

このページでは、終活で片付けをするメリット・終活をする手順や流れ・終活のコツや注意点などについて、詳しく紹介しています。

ぜひ、参考にしていただけると幸いです。

 

 

目次

終活で片付けをするメリットについて

 

メリット1・家族の負担を軽減することができる(精神的負担・経済的負担)

終活で片付けを行うメリットは、家族の精神的負担や経済的負担を軽減できることです。

亡くなったあとの遺品整理をするのは、ほとんどの場合家族が行います。

遺品整理を行う際、片付けるものが多いとそれだけ労力や時間もかかってしまいます。

また、遠方に住んでいる家族の場合、片付けるために何度も通わないといけなくなると、その時間を割かなければいけません。

そうなるとさらに交通費などもかかってしまいます。

通うのが難しい、時間を取るのが難しいとなると、専門の業者に依頼して代わりにやってもらう方法もありますが、業者にお願いすると費用もかかるため家族に経済的な負担をかけてしまう可能性が。

残された家族の負担を減らすためにも、終活のひとつとして自分の身の回りの片付けをしておくことは、かかる手間や負担を大きく軽減することができるでしょう。  

 

メリット2・財産、資産を整理することで相続トラブルを予防することができる

終活をする際に財産や資産を整理しておくと、相続トラブルを防ぐことができます。

亡くなったあとに他人が亡くなった人の財産や資産の手続きをするのは、多くの労力や時間がかかり大変です。

また整理をしていなければ、相続をどうするかなど家族間でトラブルになる可能性もあるでしょう。

自分が亡くなったあとに家族が揉めるのは、極力避けたいものです。

終活をする際、どのような財産があるか、だれに相続するか、借金はあるかなど相続させる人に伝えておくことができるでしょう。

また片付けをして処分できるものがあれば、早めに現金化して整理しておくことができます。

さらに現金以外にも、以下のような財産があるならば早めに整理しておきましょう。

銀行預金 保険 不動産 株式 債権 などです。

上記のものがあるならばリストアップしておき、家族が分配や手続きを進めやすいようにしておくなら、トラブルを防いだり手間を減らしたりすることができるでしょう。  

 

メリット3・断捨離をすることで新たな気持ちで人生を送ることができる

終活と断捨離はどちらも身辺を整理する行為ですが、目的が違います。 終活は自分や家族のために身の回りのものを整理し、自分のこれまでの人生を見つめ直すために行いますが、断捨離は物への執着をなくすために行うライフスタイルです。

しかし終活で断捨離をすると、新鮮な気持ちで人生の終わりの時間を過ごすことができます。

さらに断捨離をしてシンプルな生活を心がけるようにすると、以下のようなメリットがあるでしょう。

物が少ないとスッキリするため掃除がしやすく部屋が散らかりにくい 災害のときにけがをするリスクが減る 探し物などに手間が取られない 気持ちを新たにできる 自分が亡くなったあとに、残された家族への負担を減らせる 断捨離は自分だけにメリットが及ぶだけでなく、家族への優しさを示すことでもあります。  

メリット4・体力が低下しても安心・安全な環境を整えることができる

終活で身辺の整理をしておくと、体力が低下したときでも安心して過ごすことができます。

家族に見られたくないものがある場合、元気なうちに片付けておけば動けない状態になったときに、「見られたらどうしよう……」と心配しなくて済むでしょう。

安全な環境で過ごすために、下記のようなものを終活で整理できます。

人間関係 公共料金やインターネットなどの契約類 不用品 SNS また身の回りのものを整理するには、時間や手間がかかります。

終活を始めるのに早すぎるということはありませんが、遅すぎる状況になることはあり得ます。

自分の健康状態を考えて、家族に迷惑や負担をかけないためにも、体力があり判断能力が衰えていないときに終活をして整理しておくのはとても大切です。  

 

メリット5・体力、気力があるうちに必要なものと不要なものを仕分けすることができる

必要なもの、不要なものを仕分けして処分したり片付けたりするのには体力と決断力、また判断力も必要です。

不要なものを捨てるにしても、何が必要か不要かをまずは分別する必要があります。

ここで大切なのは、一気にものを捨てようとせず、ジャンルに分けて片付けていくのがおすすめ。

「家の中のもの全部片付けよう」と広範囲の目標を立ててからやってしまうと、途中で挫折してしまう可能性が高いため、「今日はこの部分を片付けよう」など、小さい範囲で目標を決めて取り掛かると継続しやすいでしょう。

不要と分類されたもので、可燃ゴミであればすぐに自治体のゴミに出せますが、粗大ゴミや大型ゴミになると、捨てるのにも一苦労です。

また必要な書類を仕分けるのも気力がいる片付けのひとつ。

必要なもの・不要なものを仕分けして片付けるのも大仕事になるため、まだ体力はもちろん、気力もある早いうちから片付け始めることをおすすめします。  

 

関連ページ:【身辺整理のやり方】タイミングや目的は?整理するものや注意点について

 

メリット6・家族と終活について話し合うきっかけを作ることができる

民間の調査によると、家族と終活について話し合っている人は約2割程度という結果が出ています。

親が自分の子どもと終活について話し合いたいと思っている人は約8割いますが、実際に話し合えていないのが現状です。

親も子どもも終活に関して関心はあるものの、話し合うきっかけがないのが要因となっています。

終活で自分の身の周りの片付けをするのが前向きに考えられてきているものの、自分が亡くなること、さらに亡くなったあとのことを考えるのは億劫に感じる人もいます。

終活は親にとっても子どもにとってもデリケートな内容のため、話題にするタイミングや言葉選びに注意が必要でしょう。

突発的に話すのではなく、計画的に話すことも大切です。

たとえば、このようなタイミングのときに話せるでしょう。

親戚のお葬式や法事のとき お盆やお正月で帰省したとき 親が元気でまだ判断力があるときに、様子を見ながら少しずつ話し合いし終活を進めていくことができると、お互いに安心して過ごせるでしょう。  

 

関連ページ:【部屋のものを全部捨てたい!】断捨離のメリットや対処法/自分で断捨離を行う方法と注意点

 

 

終活の片付けのコツや手順について

 

終活の片付けのコツ1・全ての持ち物を把握しましょう

期限を決めて取り組みましょう

終活で片付けを進めるためのコツは、期限を決めて取り組むことです。

いきなり全力で「家全体を片付けるぞ!」と意気込んでも、途中で体力や気力が切れてしまい挫折してしまう可能性が高くなります。

途中でエンジンが切れてしまわないためにも、自分で期限を決めて「この部屋は何日までに片付けよう」とか「この部屋が終わったら次この部屋を何日までに片付けよう」と計画を立てて、段階的に行うことをおすすめします。

また、「今日は10分だけ片付けよう」と、その日の体力に合わせて目標を定めることもできるでしょう。  

 

家族や友人に手伝いを依頼しましょう

片付けをするとき、小さいものや軽いものであれば自分ひとりでも片付けやすいでしょう。

しかし、大型ゴミや家電となると重量もあるためひとりで片付けるのはなかなか難しいもの。

ひとりでできないものはどうしても後回しになってしまい、片付けたという実感が得られません。

そんなとき、家族や友人に手伝ってもらうなら片付けもスムーズに進むでしょう。

また家族や友人と一緒に片付けを行うなら、作業中に思い出話をしたり終活ですべき他のことなどを話し合えたりする機会にもなるため、楽しくかつ今後の終活を効率良く行う助けになるでしょう。  

 

終活の片付けのコツ2・必要なものと不要なものに仕分けしましょう

処分するもののルールを決めましょう(〇〇年使っていないものなど)

終活を上手に進めるため、処分するもののルールを決めておくことは助けになります。

たとえば、◯年使っていないものは処分するなどです。 物を捨てられずとっておくという人にとって、当時は「いつか使うかもしれない」とか、「もったいない」と考えて残しておく人が多いですが、結局使用せずにそのままという人もいるでしょう。

何年も使っていないものが残ったまま新しいものが増えていくと片付かないため、あらかじめ使っていない期間を決めてから片付けをすると、効率良く作業を進めることができます。  

 

写真や思い出の品はデジタル化する、保管場所を決めるなどしましょう

家にある写真や思い出の品は大切なもののひとつ。 だからこそ残しておくために整理をして、デジタル化したり保管場所を決めておいたりすることが大切です。

写真を残す際には、以下のような点を考えて整理するとよいでしょう。

整理した写真はどんなときに見返すか 家族と見返すときにはどんな写真を見せたいか 同窓会などで久しぶりに会った同級生とどんな写真で盛り上がりたいか シーンごとにどの写真を残しておきたいかを考え、必要なものはデジタル化し残りは処分します。

また思い出の品などは保管場所を決めてそこに片付けておくと、必要なときにすぐに見つけることができ探す手間を省くことができます。  

 

関連ページ:【終活で写真整理】目的や整理方法・手順は?写真の供養方法や注意点について

 

通帳、クレジットカード、証券などの貴重品はまとめて保管しましょう

通帳やクレジットカードなどの貴重品は、まとめて保管しておくようにしましょう。

自分が動けるときであればどこになにがあるか迷うことはありませんが、自分が動けなくなったとき、通帳やクレジットカードなどの貴重品を扱うのは家族の場合が多いです。

保管場所がわからなければ、必要なときに探さなければいけなくなり時間がかかってしまいます。

家族のためにも、貴重品類はまとめて保管し、万が一に備えて保管場所を家族に伝えておくことができるでしょう。  

 

一度に捨てずに処分を迷うものは「一時保管場所」に保管しましょう

処分するかどうか迷った場合は、すぐに捨てる必要はありません。

一時保管場所を設け、まずはそこに保管しましょう。

ものによっては買い直しができないものもあったり、捨ててしまったあとにやっぱり必要だったと買い直しをしてしまったりするとお金の無駄遣いになってしまいます。

時間をおいて必要か不要かじっくり考えると、後悔のない判断ができるでしょう。

また保管場所に入れたものの期限を決めておくことも大切です。

半年後か1年後に見直したときに使ってなければ処分するという風にしておくなら、処分する決心がつき捨てやすくなるでしょう。  

 

終活の片付けのコツ3・不要なものは処分しましょう

粗大ごみや大量のゴミは不用品回収サービスなどの利用しましょう

家具や家電などの粗大ゴミや、大量にゴミがある場合には不用品回収サービスを利用できるでしょう。

ゴミが多く自分だけではどうにもできないと感じるなら、業者に依頼することもできます。

不用品回収業者は処理や片付けのプロなので、スピーディーに対応し進めてくれます。

大量に処分するものがあっても一気にやってくれるので、回収してくれる日まで待つ必要がなく時間や手間がかかりません。

業者を利用するなら、 丁寧に対応してくれるか 無料見積もりや相談をしてくれるか 低価格で処分できるか などのポイントを抑えて、自分に合った業者を選びましょう。  

 

リサイクルショップなどでの買取を利用するのもおすすめ

新品のものやまだ使えそうなものであれば、リサイクルショップなどで買い取ってもらうことができます。

買い取ってもらったほうが処分費用を抑えられたり、さらには予想以上の値がついたりして、売れた分の費用を違うものに当てることができるでしょう。

価値が高いものや新品の状態に近いものは、まずリサイクルショップで査定してもらうのがおすすめです。

中には、出張買取サービスをやっているところもあるので、量が多い場合や大きな物があって運べない場合には、そのようなお店を探して査定しに来てもらうこともできます。  

 

終活の片付けのコツ4・必要なものはルールを決めて収納しましょう

生活導線上に収納を作りましょう

いるものといらないものを分別後、本人が使いやすいように再び収納しなければなりませんが、片付けるときにも注意が必要です。

同じ場所に戻してしまうと、せっかく片付けたにも関わらず、またものが溢れて散らかってしまう可能性があるからです。

そうなると再び片付けなければならず繰り返しになってしまいます。

そうならないために、普段使う場所、たとえば玄関や廊下、キッチンや洗面所など生活導線上に収納を作ります。

ものを使うところに置くことで導線を短くすることができ、無駄な動作や時間、手間を省けます。

快適な暮らしをするために、効率よく収納するよう心がけましょう。  

 

定期的に片付けをしましょう(季節の節目など)

衣替えや大掃除のときに合わせて片付けを行うことができます。

衣替えは少なくても年に1回、季節の変わり目などでやる人も多いのではないでしょうか。

大掃除も年末などの節目のときに行う人もいるでしょう。 そのようなときに片付けをするなら、最初は必要だと思い残しておいたものがいらなくなっていたり、新たに購入したものやいただいたもので十分だったりする場合があります。

1年の節目を利用して定期的に見直しながら片付けをすると、新たに不用品が出てくることもあるため、よりすっきりさせられるでしょう。  

 

一時保管場所のものを定期的にチェックしましょう

片付けた当時は判断に迷い、保留にしているものもあるでしょう。

しかし自分の気持ちや周りの環境は、時が経つにつれて変化します。

当時は絶対必要と思っていたものでも、1年後にはいらないものになっている場合もあります。

そのため、一時保管場所に入れてあるものを定期的に見直すことが大切です。

上記でも述べましたが、片付けるときに保留にするのはいつまでかと期限を決めて、その期限内に使わなければ処分します。

そうすれば、ものが溜まっていく心配がなく上手に片付けることができるでしょう。        

 

 

終活の片付けのポイントや注意点/失敗しない終活の進め方

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終活の片付けのポイント1・書類の処分は慎重に行いましょう

資産に関わる書類(保険証券、金融証券、不動産関係など)を処分しないように注意しましょう

片付けを行う際、注意すべきなのは資産に関わる書類を整理するときです。

一気に片付けを進めてとにかく捨てていこうとしてしまうと、不要な書類の中に必要な書類が混じってる可能性もあるため、処分するときは確認しながら行ってください。

特に保険証券や金融関係、不動産関係などの書類は再発行が難しいものもあるため注意しましょう。

万が一、処分したり無くしたりしてしまうと、家族にも迷惑をかける可能性が。

そうならないためにも書類を整理するときには、家にある書類をまず集めてから必要か不要か分けていきます。

必要な書類だけを分けたら、1箇所にまとめて保管するようにしましょう。  

 

資産価値のある書類はまとめて厳重に保管をしましょう

必要書類を仕分けして保管する際は、まとめて厳重に保管することが大切です。

たとえば、項目ごとに分けてファイルに保管したり、ひと目見てすぐわかるようにファイルを色分けしたりして、すぐに取り出せるようにしておきます。

そうすることで、万が一自分が動けなくなったり亡くなったりしたときに、どこになんの書類があるかわからなくて探さなければいけない苦労や手間を家族にかけなくて済むでしょう。

ただし、すぐに取り出せることも大切ですが、まとめた書類を部屋の端っこにただ置いておくなどの安易な保管方法をしないようにも気をつけましょう。  

 

終活の片付けのポイント2・財産目録やリストを作成しておきましょう

自分がどれほどの財産を所有しているかわかりやすくするために、財産目録やリストを作成しておきましょう。

資産を見える化することで、自分が今どれほどの財産があるのか正確に把握したり遺産相続をしたりするときに役立ちます。

財産目録には主に以下の点を記載します。 財産の種類 金融機関や住所 金額や数量 などです。

また、負債やローンなどがある場合には、後のトラブルを防ぐためにその点もきちんと記載しておきましょう。

不明点があったり自分で作成するのが難しい場合には、弁護士や司法書士などに相談することもできます。  

 

終活の片付けのポイント3・デジタル遺産の整理をしましょう

デジタル遺産とは?

デジタル遺産とは、自分が持っているスマートフォンやパソコンに保管している遺産のこと。

その中には以下のようなものが含まれます。 ネットバンクや仮想通貨などの金融口座 オンラインサロンなどの有料会員サービス 電子マネーや通販サイト パソコンやスマートフォンに自分のアカウントがあるものはすべてデジタル遺産になります。

さらに、電子機器に入っている写真データや友人の連絡先、SNSのアカウントやブログなどもデジタル遺産になります。

終活の際には、デジタル遺産もしっかり整理しておくことが大切です。  

 

アカウントやパスワードなどはエンディングノートにまとめておきましょう

デジタル遺産は終活でしっかり整理して対策しておかないと、万が一のとき家族を困らせてしまう可能性が。

有料会員登録をして毎月お金を支払っている場合、退会しなければずっとお金がかかってしまいます。

周りに迷惑をかけないためにもアカウント情報をエンディングノートにまとめて記載し、家族に残しておくようにしましょう。

また、ネットバンクなどログインするために必要な情報も、しっかりノートに書いておくことも重要です。

注意点として、パスワードなどログインするための情報が変わった場合には、ノートに書いている情報もすぐに変更するようにしましょう。

エンディングノートにまとめることは、自分がどんなネットサービスを使用していてどれほどの個人情報を管理する必要があるのか整理することができます。

家族のためだけでなく、自分のためにも積極的に取り組みましょう。  

 

終活の片付けのポイント4・1~2年ごとに見直しを行いましょう

最初に終活で片付けたときは必要と思っていたものでも、状況や気持ちは常に変化するため、年月が経つと不要なものに変わっている場合もあります。

そのため、1〜2年ごとに見直しをすることをおすすめします。

1年ごとに「今も残しておきたいか」と考えて、着ていない衣類や使っていない食器があれば、思い切って処分しましょう。

さらに古い家具や家電で使っていないものがあれば、それも一緒に処分してしまいましょう。

処分するのに勇気がいることがあっても前向きに行動するなら、より身の回りが整い 気持ちもスッキリするでしょう。

 

終活の片付けのポイント5・体力、気力、判断力のあるうちにはじめましょう

定年退職などの節目ではじめるのがおすすめ

終活を始めるのに早すぎるということはありません。 早いうちから始めるほうがメリットも大きいです。

仕事をしているうちは片付ける時間を確保するのが難しく、そこまで手が回らないかもしれません。

終活で行うことは人それぞれですが、情報を整理したり、お墓や葬儀の相談をしたりと意外とやるべきことがたくさんあります。

一気に行うことはできないため、自分が終活でやりたいことをするためには十分な時間が必要です。

そのため、定年退職などで少し時間の余裕ができ、かつまだ足腰がしっかりして体力もあるときに始めることがおすすめです。

 

関連ページ:【老前整理はいつからはじめる?】老前整理をするメリットは?やり方や注意点/不用品の処分方法

 

 

終活の片付けを業者に依頼するメリット/生前整理業者のサービス内容

生前整理はいつからはじめる?  

生前整理業者に依頼するメリット1・専門的な知識が豊富なため作業がスムーズ

ほとんどの場合、生前整理サービスは遺品整理業者が行っています。

遺品整理業者は遺品整理に関する経験が豊富のため、生前整理においても財産などに関する重要書類の見分け方に長けています。

また、経験豊富な業者はものの扱い方にも慣れているため、作業がスムーズに進みます。 中には、エンディングノートの書き方に関してのアドバイスをくれる業者も。

家族にわかりやすく自分の意思を伝えたり、必要な情報の書き方を教えてくれたりするので、「これで大丈夫かな?ちゃんと伝わるかな?」と不安になったり心配したりしなくて済みます。  

 

生前整理業者に依頼するメリット2・不用品の仕分けを依頼できる(必要なものの判断ができる)

終活での片付けは、部屋の中のものをすべて出して必要か不要か仕分けるところから始まります。

自分ひとりで行おうとすると、時間と手間がかかるのは否めません。

生前整理業者に依頼すると、依頼者が残しておいてほしいもの、捨ててよいものを指定し指示に従って仕分けしてくれるため、手間が省け時間も短縮できるでしょう。

また、自分ではどうすればいいかわからないものでも専門家の意見があればそれを参考にして判断できるので、非常にスムーズに作業が進みます。

仕分け後、必要なものは生活がしやすいように整理整頓までしてくれるため、安心して任せられるでしょう。    

 

生前整理業者に依頼するメリット3・粗大ごみや大量のゴミの回収や搬出を依頼できる

終活の片付けで粗大ゴミや大量のゴミが出た場合、自力で捨てるのは一苦労です。

実際、捨てたくても捨てられない状況になることもあるでしょう。

生前整理業者にお願いすると、タンスなどの大きな家具や家電などの大型ゴミ、また他の大量のゴミも搬出し回収してくれます。

廃棄するものはすべて運び出し処分してくれるので、労力がかからず作業もスムーズに進みます。

なにより荷物を大幅に減らすことができるので、部屋も気持ちもスッキリして次の作業に取り掛かりやすくなるでしょう。  

 

生前整理業者に依頼するメリット4・貴重品の捜索を依頼できる(資産価値のある書類など)

権利書などの資産価値のある書類が見つからない場合、業者に捜索をお願いすることもできます。

用心のためにいろんな場所に貴重品を保管している場合があるため、さまざまな現場で捜索をしてきたプロならではの視点で探し、一つひとつを丁寧に見つけ出してくれます。

貴重品を無くし自力では見つからない場合、業者にお願いして捜索してもらうなら自分も家族も安心して生活できるでしょう。

注意すべき点として、貴重品の捜索を業者にお願いする場合には、必ず信頼できる業者かどうかを見極めてからお願いするようにしましょう。  

 

生前整理業者に依頼するメリット5・不用品や貴重品の買取ができる

生前整理業者に依頼して片付けをした際、日用品や家具、家電、食器など不用品の中でまだ使えそうなものがあれば、業者が買い取ってくれます。 不用品を業者に買い取ってもらうことで得られるメリットは、以下のような点が挙げられます。

家族へ残そうと思っている品の金銭的価値がわかる 不用品を多く売却することで処分代料金が軽減できる 専門家に査定してもらえるので価値や希少性などを考慮に入れた価格になる。

また、買い取られたものは海外で再利用されることも多くあるため、必要な人のもとで新たに使ってもらえる機会を与えることができるでしょう。  

 

生前整理業者に依頼するメリット6・各種専門業者の紹介をしてもらえる(弁護士や行政書士など)

上記でも述べたように、終活での片付けには「所有資産を整理する」「遺言書を作成する」などが含まれています。

これらをきっちり作成しておかなければ、遺産相続のトラブルになったり相続する人の判断が難しくなったりする可能性があるでしょう。

その点、生前整理業者にお願いすると、スタッフが対応してくれたり弁護士や行政書士など専門家を紹介したりしてくれることもあるので安心です。

特に遺言書は、法的に効力を持つ重要な書類で、形式が守られていなければ効力がなくなる場合もあるため、専門家に相談することをおすすめします。  

 

おすすめの生前整理業者の選び方

選び方1・見積もりが詳細な業者を選びましょう(見積もりの説明が丁寧)

業者を選ぶ際、自宅に直接訪問し詳細な見積もりをしてくれる業者を選ぶことは大きなチェックポイントです。

訪問してもらえると、家の状況や買い取れる家具・家電などを実際に見て事前確認できるので、明確な見積もりを出してくれるでしょう。

状況によっては通常の作業に含まれるケースや、オプションとして追加するケースがあるため、当日になって追加料金が発生しないよう最初の見積もりで料金を決めておくことが大切です。

また見積もりが出されたあと追加の料金があれば、なんのオプションなのか、なぜ必要なのかなどを丁寧に説明してもらい、納得した上で契約できる業者を選ぶようにしましょう。  

 

選び方2・丁寧な対応をしてくれる業者を選びましょう

自分の身辺を整理する際、中には大切な思い出の品や壊されたら困るものもあるでしょう。

そのような大切なものをお願いするには、実績や丁寧な対応から信頼できる業者かどうか見極めなければいけません。

どのように見極められるか、以下を参考にできるでしょう。

業者のホームページに実績や口コミがあるか 電話や接触の際に、丁寧な対応をしてくれるか 電話などで不快な気持ちにさせられたり、少しでも納得いかないところがあったりするなら、その業者はやめておきましょう。

また見積もりの訪問の際にも、きちんとした身なりで来訪し親切に対応してくれたか、質問してもわかりやすく答えてくれたかなど、一つひとつに丁寧に応対してくれたかも大きなチェックポイントになります。  

 

選び方3・2~3か所の業者に見積もり依頼をし料金相場を確認しましょう

業者を選ぶときには2〜3か所の業者に相見積もりを依頼し、1番納得したところにお願いしましょう。

相見積もりを取ると、自分の家の整理にどれぐらいの料金がかかるのか大まかに把握することができ、料金の価格交渉もしやすくなります。

また業者ごとのサービスや料金を比較することで、適正な価格の業者にお願いできるでしょう。

生前整理業者の中にはごく少数ながらも、見積もりのときには安くして、あとからオプションで追加料金を請求してくる悪徳業者もいます。

後悔しない業者を選ぶためにも、複数の業者に相見積もりをお願いすることをおすすめします。  

 

選び方4・遺品整理士が在籍している業者を選びましょう

遺品整理士とは、遺品整理をするプロのこと。 遺品の仕分けや分別、リサイクル法などの作業面や、整理をする際の心情面での心得を講座で学び資格を取得しています。

さらに遺品整理に関する法の知識、整理全体の流れの知識や最善の方法、遺品の区別に関する専門的な知識を持っているので、遺品整理士が在籍している業者であれば安心して任せることができるでしょう。

遺品整理士の在籍は必須ではないため、資格を持たずに営業をしている業者も中にはあります。

そのような中で、専門的な知識を持って品物を扱ってくれるプロがいる業者は、信頼が置ける大きなポイントとなるでしょう。  

 

選び方5・不用品の買取ができる業者を選びましょう(生前整理の費用を安くできる)

不用品の買取サービスをしている業者であれば、買取可能なものはその場で買い取ってくれます。

買取価格が高額であれば、それを生前整理の費用にあてて負担額を抑えることもできるでしょう。

趣味やコレクションしていたものが、自分が思ってた以上の値段がついて売れるケースもあります。

不用品回収だけの業者ならお金になるものも不用品として回収されてしまいますが、買取サービスをやっている業者にお願いすると、買い取ってもらいたいものを査定してもらえます。

価値のあるものを捨ててしまったという後悔をしないよう、必ず不用品の買取をしてくれる業者かどうか確認しましょう。        

 

 

 

終活の片付け/生前整理の荷物整理や片付けの方法まとめ

終活で片付けをすることは、自分に万が一のことがあったときに、家族の負担を軽減したり相続トラブルを防いだりするためにとても大切な取り組みです。

また整理することで、新鮮な気持ちで人生を送ったり災害のときにケガをするリスクを減らしたりもできます。

片付けるときには以下の点を意識して行いましょう。 全ての持ち物をすべて把握 必要なもの・不要なものを仕分け 不要なものは処分か買い取ってもらう 終活を始めるのに早すぎることはありません。

片付けるには時間も手間も体力も必要なため早めに始めるようにし、大掃除や季節の変わり目ごとに進めることもおすすめです。

自分で行うのが難しい場合には、業者に依頼することもできるでしょう。

今後の人生をより暮らしやすくするためにも、元気なうちに終活での片付けを少しずつでも積極的に行っていきましょう。  

 

私たち遺品整理・生前整理の【半額屋】では、終活のお片付けをお手伝いさせていただくサービスを行っています。

終活をはじめたいけれど何から手をつけて良いのか分からない・片付けをしたいけど必要なものを不要なものの仕分けが分からないなど、どのようなことでもぜひご相談ください。

ご相談・お見積りは全て無料ですので、お気軽にご連絡ください。

365日24時間、いつでもご連絡いただけます。

 

 

  関連ページ:【遺品整理業者の半額屋】遺品買取・不用品買取・生前整理/即日対応・全国対応

 

 

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