【エンディングノート・若い人向け】20代・30代の若い人が終活をする意義やメリット/書き方や注意点

  「エンディングノートって年配の人が書くものじゃないの?」

「20代でエンディングノートを書く意味はあるの?」

エンディングノートというと年配の方が終活の一環として書くと思っている方が多いと思います。

しかし、20代のエンディングノートは年配の方が書くエンディングノートとは意味合いが異なります。

20代・30代の若者が書くエンディングノートは、今までの自分を振り返り「今後はどんな事を目標にするのか?」「どんな事に挑戦したいのか?」などを考えるきっかけとなるものです。

エンディングノート=死への準備ではありません。

このページでは、20代の若い人におすすめのエンディングノートや活用法、ノートの書き方などについて詳しく紹介しています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。      

 

 

目次

エンディングノートとは?20代はどのようなことを書けばいい?

20代のエンディングノートの書き方

  「20代の若い世代と年配の方ではエンディングノートの書き方が異なるの?」

「「エンディングノートと遺書って何が違うの?」

自分の死について想像したり、普段から周りの人と死について話す会う機会ってないですよね?

死の話はタブーだと思っている方も多いと思います。

しかし、20代のエンディングノートは死への準備のためではなく、人生を見つめなおすツールとして活用されています。

では、20代のエンディングノートはどのようなことを書けばよいのかについて紹介していきます。  

 

20代からエンディングノートを書き始める理由について

最後のメッセージは、自分に万が一のことがあったときに、どうしたいのか、どうするつもりなのかを記すためのものです。

20代ならまだ自分の死を想像する機会は少ないかもしれませんが、70代、80代、30代、40代とどの年代であっても、死は予告なくやってきます。

もし自分が亡くなったら、今の状態でどうするかを考えておくことは、安心して生きていくための助けになるのではないでしょうか。

「終活」「エンディングノート」と聞くと、財産の分配や遺志を継ぐこと、残された親族へのメッセージなどを思い浮かべるかもしれません。

確かにそれは必要不可欠なことですが、それ以上に、自分の過去や思い出などこれまでの人生を振り返ったり、これからどのように生きていきたいのかを見つめなおすきっかけにすることができます。

「このままの自分でいいのだろうか?」「自分の生き方はこれでいいのだろうか?」」といった不安がある場合、エンディングノートを書くことで一度立ち止まり、これからの人生についてゆっくりと考えてみるのもいいかもしれませんね。  

 

エンディングノートは自分の人生を見つめなおすツール

20代のエンディングノートは「自分の人生を見つめなおすツール」として認識されてきています。

普段は自分の死について考える機会はあまりないですよね。

いわゆるエンディングノートは、自分が亡くなった後に、残された家族が困らないように身辺整理の目的で使われていました。

しかし、20代のエンディングノートは「これからどのような目標を持つのか?」「どのように生きていくのか?」など、未来に向けて活用されています。

生まれてから現在まで、どのような人生を送ってきたのか。 節目ではどのような経験をして、何を思ってきたのか。 現在はどのようなことをしているのか。

将来的にはどのような目標に向かって進んでいくのか。

自分の歩んできた人生を振り返ることで、本当に自分が求めていることが分かったり、生きている意味や、これからの人生の方向性を見つめなおすことができます。

現代人は、毎日忙しくバタバタと流されるように生きている方が多いと思います。

なかなか自分の行動や考えを振り返ることはないと思います。

そんな時に、自分の過去から現在までをゆっくりと振り返る作業は、自分自身を知る良い機械になります。

意外と自分自身のことを知らない人が多いですよね。

自分の本当の気持ちに気づかせてくれるのがエンディングノートです。

ゆっくりと自分の人生を振り返りながら、本当の自分を見つめなおすツールとして活用してみるのもいいですね。  

 

エンディングノート=終活=遺書ではない

エンディングノートは遺書と同じだと思っている方も多いようですね。

遺書は死を意識した人が「死後のことを考えて書いた手紙」ですよね。 自殺してしまう方が遺書を残していたという話はよく聞きます。

死を意識したときに、家族に感謝の言葉を伝える方、残された家族が困らないように自分の死後の対応について伝える方などさまざまです。

でも、エンディングノートは「死を意識したとき」に書くものではありません。

終活も「死を意識したときに行うもの」ではありません。

年齢を重ねると、自分の身の回りのことを少しずつシンプルにしたほうが、生きやすと考えるひとが増えてきます。

自分にとって必要なものと、そうではないものが年齢を重ねるほどに実感するからでしょうか。

本当に必要なものを残し、不要なものを処分することで、シンプルに過ごしやすくなります。

エンディングノートは「死を意識したとき」ではなく、若いうちから自分史として少しずつ書き足していきたいですね。  

 

エンディングノートと遺言書の違い

エンディングノートと遺言書は異なります。

エンディングノートには形式や法的な根拠はありません。

遺言書は「遺産についての自分の意志を伝え、相続人同士の争いを防ぐため」のものです。

遺言書には法的な拘束力があります。 エンディングノートには法的な拘束力はありませんから、自分の好きなように書けば良いです。

エンディングノートは、自分自身の基本情報や資産などについて書きますが、これには法的な拘束力はありません。

自分が亡くなったあとに、キャッシュカード・通帳・印鑑の場所が分からない、暗証番号が分からない、どのような資産があるのか分からないとなると、家族が困ってしまいますよね。

そのため、自分の資産の種類や場所、キャッシュカードの暗証番号などを家族のための残しておくのです。

もし、遺産について遺言書を作成している方は、遺言書の存在を家族が知らないと発見してもらえないこともあるので、遺言書があることをエンディングノートに書いておくと良いですね。  

 

関連ページ:【20代の終活】20代からでも早くない!若いうちから終活をはじめるメリットや注意点      

 

 

20代の若い人がエンディングノートを作るメリット

20代がエンディングノートを書くメリット 「エンディングノートを若い人が書くメリットは?」

「エンディングノートと日記って何が違うの?メリットを感じない!」

若い人でもエンディングノートを書く人が増えてきていますが、まだまだ世間では認知されていませんよね。

若い人がエンディングノートを書くメリットが分からないひとが多いと思います。

若い人がエンディングノートを書くメリットや、書くとどのような変化があるのかについて紹介します。    

 

関連ページ:【20代の終活】20代からでも早くない!若いうちから終活をはじめるメリットや注意点    

 

 

メリット1・自分史を振り返ることで将来について見つめなおすことができる

年配の方がエンディングノートを作るときは、今までの人生を振り返りながら、現在の自分について書いていきます。

しかし、20代の若い人がエンディングノートを書くときは、生まれてからこれまでの自分史を書くことは同じですが、30代・40代・50代と年を重ねる毎に記録を追加や修正をしていきます。

30代の自分が20代の自分が書いた文章を読むことで「自分もこんな風に成長したのか」「20代の目標はだいたい叶ったな」など、自分を知ることができます。

20代のうちにエンディングノートを始めることで、その後もずっと自分史を見つめなおすことができます。

ただ節目の出来事や思い出を振り返るのではなく、文字として残すことが重要です。

文字として残すことでアウトプットとなり、強烈に記憶に残るようになります。

自分の思いを文字にして残すことで、今後より良く生きていくためのツールとして活用できますよ。  

 

関連ページ:【生前整理のメリットは?】生前整理をするタイミング・デメリット・やるべきこと    

 

 

メリット2・家族の負担を減らすことができる

年配の方が書くエンディングノートも、20代の方が書くエンディングノートも「残された家族のために書く」ことは共通しています。

若い人でも、人間はいつ死んでしまうのかなんて誰にも分かりません。

突然亡くなってしまうと身辺整理もしていないですから、残された家族はさまざまな手続きなどに追われることになります。

葬儀に呼びたい人リスト、友人の連絡先リスト、死後にやってほしいことリスト、お礼を伝えてほしいリストなどを書いていると、残された家族は困りませんよね。

亡くなったあとにも個人の人柄や交友関係を知ることができます。

20代の若い人はSNSやブログを使っているひとが多いですよね。

もし、残された家族がこれらを保有したり、ネット上の情報を活用するためにはIDやパスワードが必要です。

これらのデジタル情報がリストでまとめられていると、家族も助かりますよね。  

 

メリット3・思い出やできごとを家族と共有できる

エンディングノートには、今までの出来事などを書く欄があります。

家族が忘れてしまっていたエピソードや出来事が記載されていると、個人と同じ思いでを共有できてうれしいですよね。

個人の思い出の中には家族と共有できることも多いと思います。

エンディングノートを家族と一緒に読みながら、個人の思いや考えに触れることで、改めて個人の人間性などを知ることができます。

亡くなったあとにも、個人と繋がっているような温かい気持ちにさせてくれるでしょう。  

 

メリット4・経済状況を把握できる

エンディングノートには資産状況を書く欄があります。

現在の経済状況を目で見て確認し、把握することができます。

経済状況を把握することで、今後のライフプランを考えるきっかけにもなるでしょう。

20代の若い人なら、これから結婚したり、子供が生まれたりと生活が一変するような大きな出来事がたくさんあるでしょう。

エンディングノートで今後のライフプランを構築する中で、どのような節目にお金が必要になるのか?今の経済状況で大丈夫か?などを考えることができます。    

 

関連ページ:【終活はいつからはじめる?】何歳からはじめる?終活の進め方や手順について    

 

 

メリット5・両親の終活のサポートをすることができる

20代からエンディングノートを書くことで、両親の終活のサポート役をすることに繋がります。

育ててもらった両親が年を取り、病気になったり、介護が必要になった姿を見るのは辛いものですね。

しかし、両親の死は、あなたよりも先にやってくる可能性が高いですね。

両親の老後について不安を持ちながら過ごすよりも、一緒に終活を行うことで、お互いが安心して生活を送ることができます。

両親に終活をすすめるタイミングや声掛けは難しく感じますが、お互いがより良い人生を送るためにも必要だと思います。

いきなり終活をしようと切り出すのは難しいので、まずは一緒にエンディングノートを作ってみるといいかもしれませんね。

自分で作ったエンディングノートを両親にも見てもらい、どのような思いで書いたのかなど伝えるといいですね。

本屋さんなどには、分かりやすいエンディングノートの本がたくさんあります。

シンプルで書きやすいエンディングノートを買ってきて、一緒に書いていくと両親も抵抗がないかもしれませんね。

50代、60代の両親であれば、エンディングノートを書くだけではなく、終活を行い、万が一に備えておくのが理想的です。

そのきっかけとして、まずはエンディングノートを一緒に書いてみることをおすすめします。

もし、終活について相談したい、生前整理をはじめたいなどの希望がある場合は、生前整理業者に相談をすると安心です。

生前整理業者は、生前整理や終活のお手伝いはもちろん、必要があれば弁護士や行政書士、不動産業者などのご紹介をすることもできます。  

 

関連ページ:【エンディングノートの作り方】終活ノートで書いておきたい内容や書き方例    

 

 

20代の若い人向けのエンディングノートの書き方

20代のエンディングノートの書き方

  「若い人のエンディングノートって何を書けばいいの?」

「書き方のルールはあるの?」

エンディングノートと言うと堅苦しく考えてしまう方も多いと思います。

しかし、エンディングノートの書き方は自由ですし、法的な拘束力もありません。

自由に書いていいと言われると逆に何を書けばいいのか分からないという方も多いですよね。

ここでは、一般的なエンディングノートに書く項目と、20代の若い人のエンディングノートに書く項目に分けて説明をします。    

 

エンディングノートの書き方/項目一覧

自分自身の基本情報

エンディングノートの自分自身の基本情報には、「名前」「住所」「生年月日」「本籍地」「血液型」「家族構成」など基本的なことを書きます。

マイナンバーカードや運転免許証のコピーなどを一緒に貼っておくと便利ですね。

これらの情報は、死後にさまざまな手続き(住民票の抹消届など)の際に必要となる情報です。

残された家族が困らないように書いておきましょう。  

 

資産について

エンディングノートの資産については、「金融機関」「金融機関の支店名」「預貯金の種類」「口座番号」「口座の種類」「通帳・キャッシュカード・印鑑」などの保管場所などを記載します。

不動産や証券、株、自動車、貴金属、骨董品、美術品などを所有している場合は、こちらに記載しておくと便利です。

生命保険に加入している方は保険情報のリストをまとめておきましょう。

「保険の種類」「保険会社」「保険会社の連絡先」「証券の種類」「保険証券の番号」「保険証券の保管場所」などを記載しましょう。 保険に複数入っている場合は、意外と自分がどんな保険に入っているのか把握していない人もいます。

エンディングノートを作る際に、資産状況を把握し、不要な保険は解約するなどしておくと良いですね。  

 

SNSなどの身の回りの情報

最近はSNS、ブログなどを利用する方が多いですよね。

SNSに限らず、携帯電話やパソコンなどデジタルに関するパスワードやIDのリストを作っておきましょう。

携帯電話は後ほど解約が必要になりますし、携帯内のデータを取り出したい場合にはパスワードやIDが必要になります。

デジタルの中に写真や動画などの思い出を残している方も多いですよね。

個人が亡くなった後にも、個人との思いでがデジタルの中から見つかることもあるので、これらの情報をまとめておきましょう。  

 

家族・親族について

地元から離れて暮らしている場合は、家族や親族に訃報を知らせることがあるかもしれません。

家族や親族の名前、連絡先、住所などのリストをまとめておきましょう。

親族との間柄を記載しておくと、遺産問題が発生したときに役立ちます。  

 

友人・知人について

知人や友人の名前、連絡先、住所などのリストをまとめておきましょう。

訃報の連絡をする際に役立ちます。 訃報を知らせてほしい友人や知人がいる場合は、どのような間柄なのかも記載しておきましょう。

趣味の友達、会社の仲間、幼馴染、大学の同級生、同期など、どのくらいの近しい関係性なのかを記載しておくと、家族も把握しやすくなります。  

 

ペットについて

最近はペットを飼う方が増えています。 飼い主の死後、引き取りてがいなくて処分されてしまうペットも増えているんです。

ペットを飼っている場合「名前」「生年月日」「利用している動物病院」「ペット保険の有無」「持病や手術歴」などを記載しましょう。 飼い主の死後にペットをどうするのかについても記載しておきましょう。  

 

医療・介護について

もし、余命が短い場合「延命を希望するのか」「知らせてほしい人」「会いたい人」などを記載しましょう。

死生観に関する問題ですから、ゆっくりと時間を作れる時に、しっかりと考えて記載しましょう。

もし、介護が必要になった場合は「介護をしてもらいたい場所」「遺品整理について」「年金」「介護資金の有無」などを記載します。

自宅付近の介護支援施設の連絡先をリストにしておくと便利です。

介護の「相談窓口」「地域包括センター」「介護事業所」「ケアマネージャー」「ホームヘルパー」「デイサービス」「訪問介護・医療」などの連絡先リストを作成します。  

 

葬儀・お墓について

自分の葬儀やお墓の希望を記載しておきます。

「葬式を希望するのか」「葬式の規模」「葬儀の場所」「宗派」「葬儀の費用」「葬儀会社の会員の有無」などのリストを作成します。

お墓に関して「墓地の有無」「お墓を作る場合は希望の場所や寺院名」「お墓の形(永代供養・納骨堂・樹木葬・散骨など)」「お墓の購入資金の有無」などのリストを作成します。  

 

相続・遺言書について

遺言書は法的な拘束力があります。

遺産の相続がある場合は、生前に遺言書を用意し、遺言書がある旨をエンディングノートに記載しましょう。

遺言書がある場合は家族に保管場所を事前に知らせておくと良いですね。 遺産相続などのもめ事がないように、遺言書の作成をしておきましょう。  

 

自分史

自分史には誕生から現在までの出来事や思い出などを書きます。

「誕生」「幼少期」「小学校」「中学校」「高校」「大学」「社会人になってから」などの盲目で、思い出やエピソードなどを書き添えます。

年代順に、当時の自分の気持ちなどを整理しながら、自分だけのストーリーを作りましょう。 自分史を振り返ることで、自分の人生を見つめなおすきっかけになります。  

 

将来の目標や夢

エンディングノートでは誕生から現在までの思い出やエピソードを思い返しながらつづっていきます。

人生を振り返ることで、将来の夢や目標が明確になります。

その時に考えた将来の目標や夢について記載しておきましょう。 エンディングノートを見返すたびに、自分がどのように考え過ごしてきたのかが分かるようになります。  

 

大切な人へのメッセージ

普段はなかなか伝えられない感謝の気持ちを家族や友人など、大切な人にメッセージを書きましょう。

個人の仕事に家族がエンディングノートを見ることで、また前を向いて歩いていけるように、今までの感謝や、これからどのように生きていってほしいのかなど、大切なメッセージを伝えましょう。

言葉では言いにくくても、文章なら普段言えないことでも抵抗はないものです。  

 

20代の若い人向けのエンディングノートの書き方

20代に必要な項目1・自分自身の基本情報

自分自身の基本情報は、年配の人も20代の人も変わりません。

名前や生年月日、住所など自分自身の基本情報を記載しましょう。  

20代に必要な項目2・資産について

資産についても、年配の人も20代の人も変わりません。

銀行口座などの資産は誰しも持っていると思います。 相続の対象になるものや、高価なものは全て資産のリストに入れておきましょう。  

20代に必要な項目3・医療、介護について(持病や基礎疾患がある場合)

20代でも基礎疾患や持病がある方は、医療や介護が必要になる可能性が高いです。

「診断名」「受診している病院」「内服薬の有無」「内服薬の説明書」などのリストを作成しましょう。  

20代に必要な項目4・家族、親戚、知人、友人の連絡先

訃報を連絡してほしい人のリストを作成しましょう。 どのようない間柄なのか分かるように具体的に書いておきましょう。  

20代に必要な項目5・大切な人へのメッセージ

20代の方はまだ死について深く考えることは少ないと思います。

普段から大切な人に十分にメッセージを伝えている人も少ないと思います。

大切な人へのメッセ―ジは、その後も生きていかなければならない家族にとって励みになります。

時折、エンディングノートを見返して個人のメッセージを何度でも読むことができます。

残された家族が前を向いて歩いていくために必要なことです。  

20代に必要な項目6・自分史

20代の方は、30代・40代・50代と先に未来はまだまだ長いですよね。

20代で作成したエンディングノートは、30代・40代・50代と、年齢を重ねる毎に追加や修正をしていきます。

人生の節目でどのような出来事があり、どのように考えたのかなどを掘り下げることで、本当の自分の気持ちに気づくこともあります。

自分史を振り返ることで、将来の目標や夢が見つかるきっかけにもなります。  

20代に必要な項目7・将来の目標や夢

20代のエンディングノートに特に必要な項目として「将来の夢や目標」があります。

普段は忙しさから自分を振り返ることは難しいですよね。

でも、少しゆっくりできる時間を作って、自分自身を向き合うことで、本当の自分の気持ちに気づいたり、将来の目標や夢が見つかることがあります。

20代なら30代の目標や夢を記載することで、30代になって振り返ったときに「夢や目標は達成できたのか」を確認することができます。

将来の目標や夢をもつことで、毎日の行動に変化が現れたり、仕事への取り組み方が変化したりなど、自分自身の成長に繋がります。    

 

関連ページ:【生前整理とは】生前整理の意味は?生前整理が必要な理由は?      

 

 

20代の若い人におすすめのエンディングノート

20代におすすめのエンディングノート  

エンディングノートには決まった形式はありません

エンディングノートには決まった形式はありません。

自分の好きなノートに日記のように書き込むのもOKです。

手帳などでも構いません。

市販のエンディングノートには、自分自身のこと、家族や知人の連絡先、資産について、葬儀やお墓についてなどの項目別に書き込めるようになっており、「何を書いたら良いか分からない」という方におすすめです。

20代のエンディングノートの場合は、終活としてというよりも、自分史を振り返ることで将来の目標や夢を明確にするなどが目的の場合が多いでしょう。

初めてエンディングノートを書く方は、市販のものが書きやすいでしょう。

しかし、エンディングノートを書くのが初めてで何を選べば良いのか分からない方も多いと思います。

では、20代の方におすすめのエンディングノートの選び方を紹介します。    

 

選び方1・自分史が書き込めるものを選びましょう

20代の方には「自分史が書き込める」エンディングノートがおすすめです。

自分史を書いてと言われても、何をどのように書けば良いのか分かりませんよね? 自分史が書き込みやすいエンディングノートは、自分史年表など、どの年代にどんな出来事があったのかが振り返りやすい作りになっています。

学生時代、就職、結婚、出産など、人生のターニングポイントとなって出来事ってたくさんありますよね。

これらを振り返りながら、楽しかったこと・大変だったことなど、1つ1つのエピソードを振り返ることで、残された人に、あなたの人生はどんなものだったのか・どんな風に考えていたのかなどを伝えることができます。

また、今までの人生を深く考えることで、これからの人生の目標や夢が浮き彫りになってきます。

20代のエンディングノートはぜひ、自分史が書き込みやすいタイプのものを選びたいですね。    

 

選び方2・デジタル資産を書き込めるものを選びましょう

20代の若い方な、SNSやブログ、インターネットを利用している方が大半です。

どのようなデジタル資産を使用しているのかリストを作成しておくと、残された人も安心です。

デジタル資産の内容が細かく書けるタイプのエンディングノートを選びたいですね。

デジタル資産の内容、IDやパスワードなどを記入しましょう。

エンディングノートは、大きさや紙質、項目数や記入欄の大きさなど、たくさんの種類があります。

デジタル資産が多い方は、項目数が多く、記入欄が大きいタイプのエンディングノートを選びましょう。    

 

選び方3・記入方法の説明があるものを選びましょう

20代で初めてエンディングノートを書く方は、何をどのように書いたら良いのか分からないですよね。

そのような場合は記入方法の説明がしっかりと書いてあるタイプのものを選びましょう。

エンディングノートの目的や使い方が分かりやすくまとめてられていると、初めてエンディングノートを書く方でもスムーズに書くことができます。

各項目別に、解説やアドバイスが細かく書かれているものを選びたいですね。    

 

おすすめ1・一番かんたんエンディングノート/扶桑社

20代におすすめのエンディングノート  

相続のプロが30000人の声を集めて作ったのが「一番かんたんエンディングノート」です。

終活のプロが本当に必要な項目をシンプルに、分かりやすい構成で作られています。

ノートを順番に書き進めていくだけで、「自分について」「お金について」「健康状態について」「死後について」書くことができます。

年配の方が選ぶエンディングノートとしてもおすすめです。 暗証番号保護シールなどの付録付きなのも嬉しいですね。      

 

おすすめ2・もしものときも絶対に困らないエンディングノート/宝島社

20代におすすめのエンディングノート

  ファイナンシャルプランナー横山光昭さんが提案するエンディングノートです。

全体的にイラストや絵が多く、初心者の方も抵抗なく取り組みやすくなっています。

項目ごとに書き方の詳しい説明やアドバイスがついているのもおすすめのポイント。

自分の書きたい項目から書けるのも良いですね。

ファイナンシャルプランナーが提案しているため、「現在の貯蓄額が少なくても困らないためのお金の話」も分かりやすく解説されています。    

 

おすすめ3・一番わかりやすいエンディングノート/リベラル社

20代におすすめのエンディングノート

  大人気の終活セミナーを行う著者が提案するエンディングノートです。

3000人の終活セミナー受講者の声を元に、初めてエンディングノートを書く人でも書きやすい構成となっています。

終活の流れに沿ってページが構成されているから、順番に書き進めるだけでエンディングノートが完成。

資産やデジタルに関連する項目が多く、記入欄が大きいため書きやすいです。

SNSをよく利用する20代の方が使いやすい作りとなっています。        

 

 

20代のエンディングノートの作り方・書き方・活用方法/おすすめのエンディングノートまとめ

20代のエンディングノートの目的は、終活というよりも「自分史を振り返ることで、将来の夢や目標を明確にする」きっかけ作りです。

20代はSNSやブログなどインターネットを利用している方が大半なので、デジタル資産についての記入が必須となります。

デジタル資産の種類や、ID・パスワードのリストを作っておくことで、残された家族はデジタル資産の中から、大切な思い出などを見つけることができます。

20代で初めてエンディングノートを書くなら、デジタル資産の項目が充実したタイプのものを選びましょう。

エンディングノートは、お年寄りの方に向けて作られているものが多いです。

そのため、介護・医療情報、葬儀・お墓、相続などについての項目が充実しているタイプのエンディングノートが多いです。

しかし、エンディングノートには書き方などのルールはありませんから、自分が書きやすいタイプのものを選ぶと良いでしょう。

何を選べばいいか分からない方は、ノートや手帳を利用しても良いでしょう。

普段から使い慣れているものなら、書きやすいですし、30代・40代になってからもずっと使うことができます。

ぜひ、自分をゆっくりと振り返るきっかけ作りにエンディングノートを書いてみてくださいね。

    20代の若い世代も、エンディングノートを書きたい方が増えてきています。

今後の人生について考えたい、人生の目標や計画を見つめなおしたいなど、さまざまな理由で始める方が多いですよね。 20代で終活をはじめるのは早いと感じる方もいますが、そんなことはありません。

早く終活をはじめることで、ご両親の終活のサポートをしたり、これからの人生についてゆっくりと考えたりなど、メリットがたくさんあります。

もし、終活をはじめたいけど何からはじめれば良いのか分からない、両親の終活をサポートしたいけど何を手伝えば良いのか分からない方は、ぜひ生前整理業者にご相談ください。

私たち遺品整理・生前整理の【半額屋】は、遺品整理・生前整理・遺品買取などをお手伝いする専門の会社です。

ご相談は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。    

 

 

関連ページ:【遺品整理業者の半額屋】遺品買取・不用品買取・生前整理/即日対応・全国対応

 

 

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