ゴミ屋敷の住人の特徴・性格・原因について
「ゴミ屋敷に住んでいる人ってどんな性格?誰でもゴミ屋敷になるわけではないんでしょ?」
「ゴミ屋敷になる人って何か問題を抱えているの?性格の問題だけではないの?」
ゴミ屋敷と聞くと、性格的に何か問題があるのでは?とか、掃除ができない問題を抱えているのでは?と想像する方が多いと思います。
しかし、社会からの孤立や貧困、高齢や病気など、さまざまな問題によってゴミ屋敷になってしまうことがあります。
高齢化や独居の方が増えていることで、ゴミ屋敷化してしまう人も増えているのです。
普通に日常生活が送れているときは心配はないかもしれませんが、年を取り体力が低下したり、病気になってしまうことは、誰の身にも起こる可能性があります。
このページでは、ゴミ屋敷になる人の性格・ゴミ屋敷の解決方法・清掃業者への依頼方法などについて紹介しています。
ぜひ参考にしていただけると幸いです。
私たち株式会社Arcus(アーカス)は、ゴミ屋敷の清掃や不用品買取、不用品回収などを行う会社です。
365日24時間、いつでもご連絡いただけますので、お気軽にご相談ください。
ご相談やお見積りは無料ですので、ご連絡をいただけましたら幸いです。
1・同じものを何度も買ってしまい物が溢れている(どこに何があるのか分からないため)
同じものを何度も買ってしまい、部屋の中に同じものや、同様の機能を持つものがいくつもあって物が溢れているのが、ゴミ屋敷に住む方の特徴の一つです。
同じものを何度も買ってしまう癖のある方は、収納スペースを活用出来ていない場合が多く、どこに何があるのか把握できていません。
必要な時に見つけられず、同じものを何度も購入してしまいます。
同じもの、同じ用途で使えるものを沢山持っていても、買うたびに古いものを処分しないため、同じものがどんどん増えていきます。
また、割りばしやプラスチックのスプーン、ポケットティッシュやボールペンなど、無料でもらえるものも溢れている傾向があります。
ノートパソコンやタブレットといった電子機器などがいくつかある場合もあり、他の方からみれば、なぜこのようなものが沢山あるのかというようなものまで沢山あるケースもあります。
2・勿体ないとの思いから物を捨てることに抵抗がある
物に対しての執着が強く、勿体ないという思いから、物を捨てることに強い抵抗感がある方もゴミ屋敷にしてしまう傾向があります。
勿体ないと思う気持ちは、悪いものではありませんが、勿体ないという気持ちが強すぎて手に入れたものすべてを手放すことができないとなると問題です。
勿体ないという気持ちの強い方は、高齢者や幼少時代に貧困を経験した方に多い傾向があります。
捨てるという行動に罪悪感を感じやすく、不要なものであっても取っておこうとしてしまいます。
物を捨てることに抵抗を感じる方は、孤独な方も多く、物に囲まれていることで安心感を得ている方もいます。
孤独や不安な気持ちが大きくなると、物を溜め込むことで心の隙間を埋めようとするのです。
溜め込み症と呼ばれる症状です。
関連ページ:【物が捨てられない人】特徴・心理・性格は?片付けるコツや手放す方法
3・不規則な仕事やオーバーワークにより片付ける時間がない
生活リズムが不規則な仕事であったり、忙しくてオーバーワークになっているケースもゴミ屋敷を作り出す要因です。
出張や早朝出勤などでゴミ収集日にゴミが出せないとゴミはどんどん溜まっていきます。
忙しさのあまり、家にいる時間が少なくなると、必然的に掃除をする時間が取れなくなります。
特に、一人暮らしの方は隠れゴミ屋敷となる方が多いです。
意外に思われるかもしれませんが、看護師はゴミ屋敷になりやすいといわれている職業です。
看護師の業務内容は、広範囲で夜勤もあり、生活リズムが不規則です。
看護師以外にゴミ屋敷になりやすい職業として、介護士、教師、弁護士、医師などが該当します。
ゴミ屋敷になりやすい職業の共通点は、「命に係わる仕事・ストレスが多い仕事など、責任が重い仕事」と「勤務時間が長時間になりやすい」仕事です。
関連ページ:【汚部屋の心理】汚部屋・ゴミ部屋になる原因・心理は?部屋が散らかる精神状態は?
4・ゴミ収集の時間に不在、起きられずにゴミが貯まってしまう
ゴミ収集の際に不在であったり、ゴミ収集日の前日に夜遅くまで仕事があり、就寝時間が遅い場合など、ゴミ回収の時間までに朝起きられなければ、ゴミは溜まり続けゴミ屋敷になります。
ゴミは、ゴミ収集日、分別方法、ゴミ袋など、住居のある自治体にて決められたルールに沿う方法で出さなければなりません。
仕事が多忙を極めている、国内外に出張がある、早朝・夜勤勤務などのシフト制の場合には、各自治体の決めるゴミ収集の日に不在の場合が少なくありません。
また、各自治体では、ゴミ収集日の朝何時までにゴミを出すように指示があり、順番に回収されていきます。
自宅にいたとしても、ゴミ収集の日に朝起きることができなければ、ゴミを捨てられないため、ゴミはどんどん溜まり、ゴミ屋敷を作り上げます。
5・家に招くような友人や知人がいない(孤立している)
家に招待するような友人や知人がいない、世間から孤立し、独りで暮らしている方はゴミ屋敷の住人になりやすいという特徴があります。
孤独感は、ゴミ屋敷を作り出す原因になるのです。
物やゴミに囲まれていると、疎外感が薄れ、安心できると感じる方も少なくないという現実があります。
家族や配偶者を亡くしたこと、または離婚などが原因で、孤独が深まることをきっかけにゴミ屋敷の住人となるケースもあります。
また、孤独は、セルフネグレクト(自己放任)と呼ばれる状態を作り出します。
セルフネグレクトは、「緩やかな自殺」とも呼ばれ、生活する意欲がなくなり、生きていくのに必要なことを行わなくなります。
セルフネグレクトの犠牲者はゴミ屋敷の住人であるケースが多いです。
6・高齢で体力がない
高齢で体力が低下すると、若い頃は、問題なくできていた作業が困難になり、ゴミ屋敷を作り出します。
高齢者になると、持病を抱えている方も多く、足腰も弱ってきます。
部屋をきれいに保つために必要な掃除・片付け・ゴミ捨てなどは体力を必要とする作業です。
体力がなくなれば、日常生活を送るだけでも困難であり、自信も失っていきます。
掃除や片付けをする気力も低下し、ゴミ出しの日を把握し、ゴミを出す、ゴミを分別して
ゴミ箱に入れるなどの作業が大変になります。
年齢を重ねると、視力、聴力、筋力などの身体のさまざまな機能が低下します。
自分の思い通りに身体が動かせず、日常動作も辛いため、更なる体力を要する掃除・片付けに意識が向かなくなります。
7・認知症など認知機能の低下により判断ができない
認知症などの認知機能の低下もゴミ屋敷になってしまう原因となります。
認知症は、65歳以上の高齢者がかかる病気と認識している方も多いですが、高齢者だけに限らず、64歳以下で「若年性認知症」を発症する可能性もあります。
認知症になると、今まで当たり前にできていたことができなくなってしまう病気です。
認知症は、認知機能の低下により、判断ができず、行動も起こせなくなってしまいます。
認知症でゴミ屋敷化する要因は、見当識障害(時間や場所などの感覚が薄れ、社会生活や日常生活に支障が出る障害)の症状が深く関係しています。
日付や曜日の感覚がなくなり、ゴミを捨てなければならないゴミの収集日にゴミを出せなくなります。
ゴミが出せないと捨てられないゴミは溜まり続け、ゴミ屋敷になります。
また、認知症による収集癖が出るケースがあります。
ゴミをまだ使えると判断し、捨てずに集めてしまいます。
場合によっては、自宅にあるゴミだけでなく、ゴミ収集場所でまだ使えそうな物を拾ってきてしまうケースもあります。
第三者にはゴミに見えても、本人にとってはまだ使える物として認識しているため、捨てるように促しても拒否する特徴があります。
8・発達障害や精神疾患などの可能性がある
発達障害や精神疾患を抱えている可能性がある方もゴミ屋敷になりやすい要因です。
ADHD(注意力・多動性欠陥障害)は、片付けが苦手な方が多い発達障害として知られています。
片付けが下手な原因は、下記の4つの特性によります。
脳内多動&衝動性(一つのことに集中できない、衝動的に行動してしまう)
先延ばし癖(面倒に感じることを先延ばしにする習性が強い)
空間認知力の弱さ(物の位置・形・方向・大きさ・位置関係などを素早く正確に認識する能力が低く、スペースにものを収納できない)
段取りが苦手(行動の優先順位を付けられないため、計画が立てられない)
アスペルガー症候群と呼ばれる自閉症スペクトラム症のひとつにも片付けが得意ではない方がいます。
こだわりが強いため、物を捨てられない、コミュニケーションが不得手であるために孤立しがち、手先が不器用という特性が原因です。
なお、ADHDとアスペルガー症候群、両方の特性を併せ持つ方もいます。
また、うつ病や統合失調症などの精神疾患も片付けが苦手です。
うつ病は、ストレスが原因で脳がうまく働かなくなってしまうため、片付けができなくなります。
統合失調症は、感情・思考・行動がまとまらなくなる病気であり、会話や行動に支離滅裂な様子が現れます。
片付けを始めても、瞬く間に別の行動を取るなど、片付けが進められません。
部屋が汚いことで自分を責めてしまう傾向があるのが特徴です。
関連ページ:【ゴミ屋敷は子供に悪影響!】汚い家になる原因と対処法
ゴミ屋敷の片付け方/自分で片付ける方法・清掃業者に依頼する方法
ゴミ屋敷の片付け方について紹介します。
ご自分で片づける方法や、清掃業者に依頼する方法について詳しくご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
自分で片付ける場合の片付け方
必要なものと不要なものを分別する
片付けは、まず「必要なもの」と「不要なもの」を分別することから始めましょう。
段ボール箱とゴミ袋を用意し、段ボール箱の中にゴミ袋を設置し、液状のものが漏れないようにしておくと被害を防げます。
段ボールは3種類に分けて用意します。
絶対に必要なもの・残しておくものを入れる段ボール箱
要らないもの・捨てるものを入れる段ボール箱
飲み残しの缶やペットボトルなどを入れる段ボール箱
目の前にあるゴミの山を、この3種類の段ボール箱に分けて、どんどん入れていきましょう。
ゴミ屋敷の特徴として、飲み物が中途半端に残されたペットボトルが多く発見されます。
見つけるたびにキッチンやトイレなどに捨てていたのでは効率が悪いため、一か所にまとめて後で流すようにすると効率的です。
玄関まわりから片付けをはじめる
片付けは、片付けをする順番が大切です。
玄関まわりから取り掛かりましょう。
玄関はゴミの搬出路です。
ゴミ屋敷は、家の中だけではなく、玄関から廊下まで物が溢れて人が行き来きするためのスペースすらないケースが多いです。
ゴミ屋敷の中でも玄関まわりは出入りが必要なため、他の場所に比べれば、ゴミや不用品が少ない傾向にあります。
また、片付けを効率的に進めるためには、ゴミや不用品を外へ運び出すための導線を確保しなければなりません。
玄関まわりにゴミがある状態で、他の部屋から片付けを始めてしまうと、ゴミを外に出しにくく、ゴミの詰まった袋が溜まっていく一方になります。
ゴミが多く感じてしまって精神的にストレスを感じたり、ゴミの搬出ができないという悪循環に陥ります。
玄関が通れるようになったら生活空間の片付けをはじめる
玄関まわりを掃除し、玄関が通れるようになったら、生活空間の片付けをはじめるとスムーズに片付けられます。
廊下・部屋・トイレ・洗面所・お風呂など区分けしていき、掃除する順番を決めましょう。
順番としては、廊下、各部屋、トイレ、キッチン、お風呂、洗面所の順番で行うとよいでしょう。
各部屋の中では、寝室から片付けを行うと良いです。
玄関と廊下がきれいになり、スムーズにゴミが運び出せる状態になれば、片付けが進みます。
ゴミの片付けのみでも相当な時間と労力を必要とします。できる限り早く片付けたい気持ちはわかりますが、最初から無理をすると挫折しやすくなります。
1日ですべての部屋の片付けを終わらせるのは不可能です。
1日でできる作業は決まっているので、短時間でできる掃除の範囲を決めて行いましょう。
粗大ごみから片付ける(スペースを作る)
粗大ごみは、大きく、通常のゴミとして回収してもらえないゴミです。
粗大ごみから片付けると良い理由は、大きなゴミを撤去することで、スペースが確保できます。
部屋の様子が変わり、部屋が片付ける前よりすっきりしたという実感がわきます。
小さいゴミから片付けはじめると、かけた時間の割に片付いた実感がなく、やりがいを感じられないため、挫折に繋がる危険性があります。
ただし、粗大ごみは、事前に地域の粗大ごみセンターに申し込みしてから処分しなければなりません。
また、希望したからといってすぐに回収に来てもらえない場合もあります。
必ず事前にホームページや電話などで処分の方法や料金を確認し、指示に従って処分するようにしましょう。
普段使わないスペースは後回しにする
片付けの優先順位が低いのは、普段使わないスペース、押し入れやクローゼットです。
部屋を片付ける時は、人目に付く場所から片付けをした方が効率的に行えます。
収納場所から物を出してしまうと、余計に散らかってしまい、片付けする気力を失ってしまいます。
足の踏み場がなくなるほどの物やゴミがあると、作業の効率も下がります。
部屋の見える場所から片付けていき、目途が立ったら、収納してある物を出して、「いるもの」「いらないもの」に分けて片付けましょう。
キッチン、トイレ、お風呂という水回りに関しては、使用できる状態であれば、片付けは後に回しても構いません。
ただし、食べ物や生ゴミが多くて、悪臭や害虫が気になる場合には、先にゴミの処理だけは済ませておきましょう。
関連ページ:ゴミ屋敷【お金がないけど片付けたい!】ゴミ屋敷を安く片付ける方法/費用を抑える片付け方
清掃業者に依頼する場合
清掃業者の選び方1・ハウスクリーニングもしてくれる業者を選びましょう
清掃業者を選ぶ際は、片付けと併せてハウスクリーニングも実施してくれる業者を選びましょう。
ゴミ屋敷は、ゴミをすべて取り除いたとしても、部屋全体がきれいになったとは言えないケースがあります。
ハウスクリーニングも併せて依頼すると、悪臭などもきれいにしてくれます。
ハウスクリーニングは、「浴室清掃」、「トイレ清掃」、「フローリング清掃」、「エアコン清掃」、「換気扇清掃」、「キッチン清掃」などです。
部屋の状態にもよりますが、すべてを依頼すると10万〜15万程度かかります。
片付けは、5万〜50万程度かかります。
家1軒を丸ごと依頼すると、30万以上かかるケースも多いです。
部屋全体をきれいにしたいと考えている場合は、まとめて依頼すると、割引してくれる業者もありますので、相談してみましょう
清掃業者の選び方2・実績が多い業者を選びましょう
清掃業者を選ぶ際は、実績が多い業者を選ぶようにすると安心して依頼できます。
業者の中にはハウスクリーニングの実績がないに等しく、任せられる技術を持ち合わせていない業者も存在します。
ハウスクリーニングの技術が不十分だと、部屋の汚れや臭いが取り切れず、再びカビやホコリが発生する原因になってしまいます。
ハウスクリーニングのサービスを行っていると謳っている業者でも、実績や技術がほとんど無いケースもあるので、公式サイトでのチェックに加え見積もりの際に必ず確認しましょう。
また、業者が害虫や悪臭が発生した汚部屋のハウスクリーニングにも対応しているかどうかを必ず確認しましょう。
特殊清掃のノウハウを持つ業者なら、害虫や悪臭が発生しているゴミ屋敷にも特殊な薬剤とノウハウで対応してもらえます。
清掃業者の選び方3・詳細な見積もりを出してくれる業者を選びましょう(追加料金の有無を事前に確認しましょう)
清掃業者を選ぶ際には、詳細な見積もりを提示してくれる業者を選ぶようにしましょう。
業者の中には、作業内容の詳細が記載されておらず、一式などと書かれた見積書を提示してくるケースがあります。
どのような作業を行うのかひと目で判別できないような不明瞭な見積書を提示する業者は、安心して作業を任せられません。
作業内容がわからないと、希望していた作業が含まれていない場合や、後から高額の追加料金を徴収されるケースもあります。
後の金銭面でのトラブルを避けるためにも、追加料金の有無について事前に必ず確認しましょう。
困ったことがあった際にもすぐに相談ができるように、明瞭かつ親切な見積もり書を提示してくれ、質問などの対応が親切な業者を選びましょう。
清掃業者の選び方4・2~3か所の業者に見積もりを依頼して料金相場を知りましょう
清掃業者を選ぶ時は、1か所で終わりにせず、必ず2〜3か所の業者に見積もりを依頼し、料金相場を知りましょう。
清掃業者は、業者によって料金が変わります。
同じ内容であればできるだけリーズナブルな料金で実施してもらいたいものです。
作業内容をしっかりと確認し、後で後悔することのないようにしましょう。
また、安すぎる業者にも注意しなければなりません。
最初は安いと思っていても、追加料金を支払わなければならない可能性もありますし、
安い分、内容が不十分であるケースもあります。
最悪の場合は、依頼したのに満足のいく仕上がりとならず、別業者に再度、依頼しなければならなくなります。
結果的にコストが余計にかかり、高額となってしまうので複数の業者に見積をとって、比較をしましょう。
関連ページ:【ゴミ屋敷業者を比較】ゴミ屋敷の片付け料金の相場/おすすめ掃除業者
ゴミ屋敷に戻らないための解決策は?
ゴミ屋敷を片付けると、気持ちがすっきりする、生活しやすくなるなど、たくさんのメリットがあります。
しかし、ずっとゴミ屋敷だった人の場合は、せっかく片付けても、すぐに元の状態に戻ってしまうことがあります。
では、ゴミ屋敷に戻らないためにはどのようにすれば良いのか、解決策について紹介していきます。
解決策1・対人関係を作る(家に招くような友人や知人を作る)
1つ目の解決策は、家に招くような友人や知人など、対人関係を作りましょう。
ゴミ屋敷を作り出す原因の1つとして、住人が世間から孤立している点が挙げられます。
友人や知人がいない状況では、客観的に自分の置かれている状況を判断できません。
積極的に友人や知人を作ると生活に生きがいが生まれ、メリハリがつきます。
ゴミ屋敷を友人・知人に見られるのが恥ずかしいという意識になれば、嫌でも片付けに力が入るでしょう。
また、ゴミ屋敷に友人・知人を招いたとなれば、対人関係に亀裂が生じ、今後の付き合いに影響を及ぼします。
ゴミ屋敷に招待されて、好印象を持つ方は、あまりいません。
自分が客人として大切に扱われていないと感じます。
人とのコミュニケーションはゴミ屋敷を作らないためにも大切です。
解決策2・まとめ買いをしない(在庫の確認をしましょう)
2つ目の解決策は、まとめ買いの防止です。
まとめ買いは、多数の在庫を抱えることになり、物が溢れる原因となります。
予備の品を用意しておくのは構わないですが、過剰に在庫を抱えるのは避けましょう。
まとめ買いを避けるためには常に、家に在庫がどれくらいあるかを把握しておくようにしましょう。
安いからと思って、過剰に買い物をした結果、長期保存が可能な食品であっても、しまい込んで忘れているうちに賞味期限が切れてしまい、勿体ない結果になってしまうケースもあります。
物を買う時は、過剰な在庫を抱えないように、家にどのくらい物があるのかを把握し、考えてから購入するようにしましょう。
ゴミ屋敷になるのを防ぐだけでなく無駄遣いも防げます。
解決策3・導線上に収納を用意する
3つ目の解決策は、生活の導線上に収納スペースを用意することです。
ゴミ屋敷をきれいに片付けたとしても、収納スペースを用意し、片付ける環境を作らないと、またリバウンドしてしまう危険性があります。
実際にゴミ屋敷はリバウンドしやすいという現実があります。
ゴミ屋敷にしてしまう方に多いのが、収納スペースの活用ができていないパターンです。
出したらしまうことが出来ていない、何でも床やテーブルに置きっぱなしにしていると瞬く間に部屋は物で溢れてしまい、ゴミ屋敷へと繋がってしまいます。
生活導線上に収納を準備し、場所を決めて使ったら元の場所に戻すのを徹底して行いましょう。
元の場所に戻すようにしておけば、部屋が散らかるのを防止できるのみならず、どこになにがあるのかすぐに把握できるため、同じものを何度も買うのを止められます。
解決策4・ゴミ出しの日は忘れずに出す
4つ目の解決策は、忘れずにゴミを出すことです。
ゴミには、燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ごみ、プラマーク、粗大ごみなどの種類があります。
ごみの収集日時は、住んでいる各自治体によって決まっているので、何曜日が何のゴミの日かを把握できるよう、目につくところにゴミの日を掲示しましょう。
ゴミの日は朝何時までに捨てると決められていますので、目覚ましをかけるなど、朝早く起きて、ゴミ出しができるように対策を取りましょう。
また、ゴミは自治体によって、ゴミ袋に指定があったり、分別方法だったり、ルールもさまざまです。
各自治体のルールを守っていない場合には、ゴミを回収してもらえないケースもあります。
ゴミが回収してもらえないと、ゴミ屋敷につながりますので、事前にルールを確認し、指定された方法でのゴミ出しを徹底しましょう。
粗大ごみに関しては、別途、手続きをし、指定の方法で料金を支払い、引き取ってもらいましょう。
解決策5・忙しい人は定期的にハウスクリーニングを依頼する
5つ目の解決策は、忙しい方は、定期的にハウスクリーニングに依頼し、きれいな部屋を保ちましょう。
必ず自分で片付けを行わなければならないということはありません。
プロの手を借りましょう。
時間の確保が難しい職業についている方にとって、短時間で確実にきれいにしてくれる清掃業者は魅力的な存在です。
ハウスクリーニングに依頼すると、費用はかかりますが、きれいな部屋を保てるため、気持ちよく過ごせ、ストレスの削減につながります。
時間と手間のかかるゴミの仕分けや不用品の回収も行ってくれるため、業者に任せきりにできるので安心です。
ハウスクリーニングに依頼すれば、費用はかかりますが、時間や労力を考えたら、コストパフォーマンスは良好です。
不規則な仕事の方は、深夜や早朝の依頼にも対応可能な業者を選びましょう。
関連ページ:【片付け屋】片付け業者の料金相場/何を依頼できる?業者の選び方
ゴミ屋敷の住人の性格や特徴/ゴミ屋敷の片付け方と解決策まとめ
以上、ゴミ屋敷の住人の性格や特徴、ゴミ屋敷の片付け方と解決策について説明しました。
ゴミ屋敷の住人は、元々の性格であったり、発達障害や精神疾患、認知症などを抱えているケースなどさまざまな要因があります。
ゴミ屋敷をそのままにしておくのは、衛生面で問題があるばかりでなく、近隣と揉め事になる、害虫が発生する、ウイルス感染を引き起こす、自信を失っていくなどの悪影響を及ぼします。
自分で片付ける場合は、片付ける順番を決め、効率的に行いましょう。
一気にやろうとするとモチベーションを保つのが難しく、挫折しがちですので、時間を決めて少しづつ取り掛かりましょう。
片付けたらリバウンドを防ぐため、生活導線上に収納スペースを用意し、物を床やテーブルに置かないように注意し、ゴミの日に忘れずにゴミを出せるようにしましょう。
また、プロの清掃業者に依頼すれば、自分で片付けをするより、何倍ものスピードできれいにしてくれます。
業者を依頼する時には、実績があり、詳細な見積もりを出してくれる信頼できる業者に依頼しましょう。
定期的にハウスクリーニングを依頼すると、常に清潔な部屋をキープでき、清々しい気持ちで毎日を過ごせます。
私たちArcus(アーカス)は、心をこめて丁寧に清掃をさせていただきます。
ゴミ屋敷だから業者に依頼するのが恥ずかしい・・・というお客様もいらっしゃいますが、清掃後は皆さんが「もっと早く頼めば良かった!」と笑顔になられます。
もし、ゴミ屋敷の清掃を希望する方はぜひ、私たちArcus(アーカス)にお気軽にご相談ください。
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